特許
J-GLOBAL ID:200903029459857285

ポリエステル成形物の製造方法およびポリエステル成形物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159536
公開番号(公開出願番号):特開平9-012698
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】ホルム含有率、アセトアルデヒド含有率が極めて低いポリエステル成形物およびその製造方法を提供する。【構成】(A)テレフタル酸を含むジカルボン酸と、エチレングリコールを含むジヒドロキシ化合物とを、重縮合触媒の存在下に液相重縮合させる工程と、(C)固相重縮合工程と、(D)水処理工程とを含んで製造されたポリエステルを、(E)射出成形または押出成形する成形工程と、さらに上記液相重縮合工程(A)または成形工程(E)においてフェノール系化合物を添加する工程(F)とからなり、かつ得られる成形物中に含まれるホルムアルデヒド量が2ppm 以下であり、アセトアルデヒド量が15ppm 以下であるポリエステル成形物の製造方法。ポリエステル成形物は、ボトル形成用プリフォーム、ボトル、シートであることが好ましい。
請求項(抜粋):
(A)テレフタル酸を含むジカルボン酸またはそのエステル誘導体と、エチレングリコールを含むジヒドロキシ化合物またはそのエステル誘導体とを、重縮合触媒の存在下に液相重縮合させてポリエステル(a) を製造する液相重縮合工程と、(C)前記ポリエステル(a) を不活性ガス雰囲気で融点以下の温度に加熱して、o-クロロフェノール中で測定される極限粘度(IV)0.5〜1.4dl/gのポリエステル(c) を製造する固相重縮合工程と、(D)ポリエステル(c) を50〜150°Cの水と3分〜48時間接触させてポリエステル(d) を製造する水処理工程と、(E)得られるポリエステル(d) を射出成形または押出成形する成形工程と、(F)上記液相重縮合工程(A)または成形工程(E)において、フェノール系化合物を添加する工程とからなり、かつ得られる成形物中に含まれるホルムアルデヒド量が2ppm 以下であり、アセトアルデヒド量が15ppm 以下であることを特徴とするポリエステル成形物の製造方法。
IPC (6件):
C08G 63/88 NLT ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/00 ,  C08G 63/183 NMZ ,  C08J 5/00 CFD ,  B29K 67:00
FI (5件):
C08G 63/88 NLT ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/00 ,  C08G 63/183 NMZ ,  C08J 5/00 CFD

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