特許
J-GLOBAL ID:200903029465190640

水圏観察、監視及び浄化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341561
公開番号(公開出願番号):特開平5-172728
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 湖沼水、海水等中の植物性プランクトンを含む懸濁物質を連続的に自動観察し効率的に水圏を浄化する水圏監視浄化システムを得る。【構成】 サンプリングする手段3により連続的に水圏内の液を採取し、撮像手段15により該サンプリング水の可視画像及び400nm 前後の波長の光を照射して植物プランクトンが発色した蛍光画像を得る。映像を画像処理し植物プランクトンの形状的構造的特性及び個数を及び他の懸濁物質の出現量を計測手段20により計測し、その計測手段からの情報と他の知識ベース55とに基づき診断手段50は汚染に関する情報を提供し、該信号に基づき作動する水圏の浄化に必要な浄化手段70を作動させる。【効果】 可視画像と蛍光画像を同時に処理することにより、植物プランクトンの種類とその出現量を正確に把握でき、また、ゴミ状物質や動物プランクトンも精度よく監視できる。さらに、これらの情報の時系列変化から水質汚染を事前に検知し、浄化手段を効果的かつ効率的に運転できるため、赤潮やアオコの発生を抑制できる。
請求項(抜粋):
水圏内の液の可視画像を撮像する手段、同一液に特定波長の光を照射して植物プランクトンが発色した蛍光画像を撮像する手段、該撮像手段により得られた映像を画像処理し植物プランクトン及び他の懸濁物質とを区別して認識する手段、及び、それぞれの手段により得られた情報を必要に応じ同時あるいは区別して視覚的に表示する表示手段、とを具備することを特徴とする水圏観察、監視及び浄化システム。
IPC (2件):
G01N 15/06 ,  G01N 15/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-250044

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