特許

J-GLOBAL ID：200903029467408260

交差コイル式計器

発明者： 佐藤 浩一
出願人/特許権者： 日本精機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-329807
公開番号（公開出願番号）：特開平7-151786
出願日： 1993年11月30日
公開日（公表日）： 1995年06月16日
要約：

【要約】【目的】 電源スイッチオフ時の指針の基点位置保持を安定して行うとともに、保持部材による指針の帰零範囲を広くした交差コイル式計器を得ること。【構成】 指針8および回転マグネット7からなる可動体の重心を指針先端側に位置するよう構成するとともに、交差コイル5,6のsinコイル5に電源スイッチSWオフ時に暗電流を通電する通電保持回路13を設け、文字板11上の基点位置にストッパピン12を立設し、暗電流通電により指針8をストッパピン12に当接拘束するよう構成した。

請求項（抜粋）：

ボビンケース内に回転自在に軸支した回転マグネットと、ボビンケース外側に交差して巻線されたコイルと、前記回転マグネットの回転出力軸に固着された指針と、この指針下方に配設され指示目盛を施した文字板と、前記交差巻線したコイルにsin波特性とcos波特性の駆動信号を供給する駆動回路とからなり、前記指針は連結した回転マグネットと一体化した可動体としてその回転軸を中心にした指針先端側に可動体の重心が位置するよう構成するとともに前記文字板もしくはボビンケースに指針を回動基点位置にて停止するストッパを設け、回転軸から指針回動基点方向と略直交方向に磁界が発生するようsin波特性のコイルを巻線し、かつこのsinコイルに対して電源スイッチオフ時に暗電流を通電する通電保持回路を備えたことを特徴とする交差コイル式計器。