特許
J-GLOBAL ID:200903029471214861
ソフトウエア処理による整相加算器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173820
公開番号(公開出願番号):特開平5-015532
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 超音波の受波ビームフォーミング装置において、高速AD変換器等の高価なハードウェア機器を使用しなくとも、十分に位相の整合した良質の画像を実時間で得ることができるソフトウェア処理による整相加算器を得ること。【構成】 超音波プローブ10内の各検出素子からそれぞれ標本化データを得る標本化データ取得手段と、ビーム走査の各音線毎に設けられたデジタル信号処理手段101〜164と、ビーム走査に同期して各デジタル信号処理手段に標本化データを分配するデジタルマルチプレクサとを備え、前記各デジタル信号処理手段は標本化データメモリ51と、DSP52と、プログラムメモリ53と、イメージデータメモリ54とを含み、供給される標本化データに対してソフトウェアにより整相加算演算処理を行なう。
請求項(抜粋):
超音波診断装置で受波ビームフォーミングを行なう整相加算器において、超音波プローブ内の各検出素子から得られるそれぞれの受信信号を所定の標本化周期毎に量子化して標本化データを得る標本化データ取得手段と、超音波送受波ビームの走査による各音線に対応してそれぞれ設けられたデジタル信号処理手段と、前記超音波送受波ビームの走査に同期して前記各音線に対応してそれぞれ設けられデジタル信号処理手段を順次選択し、該選択されたデジタル信号処理手段に前記標本化データ取得手段により得られた標本化データを供給するデジタルマルチプレクサとを備え、前記各デジタル信号処理手段は、前記デジタルマルチプレクサから供給される自己の担当音線についての標本化データを格納する標本化デターメモリと、前記担当音線についての整相加算の演算プログラムを記憶するプログラムメモリと、前記プログラムメモリに記憶された整相加算の演算プログラムに基づき前記標本化データメモリに格納された標本化データをソフトウェア処理して前記担当音線についての整相加算結果のデータを得るデジタル信号プロセッサと、前記デジタル信号プロセッサがソフトウェア処理した整相加算結果のデータを一時記憶するイメージデータメモリとを含むことを特徴とするソフトウェア処理による整相加算器。
IPC (2件):
A61B 8/00
, G01N 29/22 501
前のページに戻る