特許
J-GLOBAL ID:200903029472968916

多重通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141625
公開番号(公開出願番号):特開平11-341020
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 多重通信のメリットを生かしつつ、不具合に応じたバックアップを行えるようにした多重通信システムを提供する。【解決手段】 多重通信ラインBLに接続されたマスタノード10、20とスレーブ30、40、50とにより構成した複数のマスタスレーブサブシステムを備える。各マスタノードが第1の一定周期の定期送信を行うと共に、スレーブノードが応答送信を行うことにより、多重通信ラインを介してノード間で通信を行ってデータ交換を行う。定期送信を正常に行わなくなると、定期送信を正常に行っている側のマスタノードが第1の一定周期よりも僅かに長い第2の一定周期にて、両方のサブシステムのスレーブノードに対して定期送信を行う。第2の一定周期の定期送信が正常に行われなくなると、特定の2つのスレーブノード間で第2の一定周期よりも僅かに長い第3の一定周期で定期送信を行う。第3の一定周期の定期送信が正常に行われなくなると、最終手段としてバックアップ用信号線を介して負荷を駆動する。
請求項(抜粋):
各々が多重通信ラインにそれぞれ接続された1つのマスタノードと少なくとも1つのスレーブノードとにより構成した複数のマスタスレーブサブシステムを備え、各マスタスレーブサブシステムの前記マスタノードが当該サブシステムの各スレーブノードに対して第1の一定周期の定期送信を行うと共に、前記スレーブノードが前記マスタノードからの定期送信に対して応答送信を行うことにより、前記多重通信ラインを介して前記マスタノードと前記スレーブノードの各々との間で通信を行って前記スレーブノード間のデータ交換を行い、前記マスタスレーブサブシステムのマスタノードが他のマスタスレーブサブシステムのマスタノードを監視し、前記第1の一定周期の定期送信が正常に行わなくなったことを検出し、該検出に応じ、定期送信を正常に行っている側のマスタノードが前記第1の一定周期よりも僅かに長い第2の一定周期にて、自サブシステムと他サブシステムの両方のスレーブノードに対して定期送信を行い、前記マスタスレーブサブシステムの特定の2つのスレーブノードが、前記第2の一定周期の定期送信が正常に行われなくなったことを検出し、該検出に応じ、前記特定の2つのスレーブノード間で前記第2の一定周期よりも僅かに長い第3の一定周期で定期送信を行うようにしたことを特徴とする多重通信システム。

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