特許
J-GLOBAL ID:200903029477241160

乗物用ヘッドレスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296738
公開番号(公開出願番号):特開平10-138813
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 後突時等において乗員の頭部を支持する能力の高いヘッドレスト装置を提供する。【解決手段】 ヘッドレスト装置20は背もたれフレーム21に設けたベース部材22と、ベース部材22に回動自在に設けたアーム部材32およびトリガー部材60と、アーム部材32に連結されたヘッドレストフレーム40と、トリガー部材60に連結された駆動体70を備えている。駆動体70に背後部材72が設けられている。ヘッドレストフレーム40はアーム部材32と一体に第1ポジションから前方の第2ポジションにわたって移動可能であり、渦巻きばね50によって第2ポジションの方向に付勢されている。トリガー部材60の係止部62はヘッドレストフレーム40が第1ポジションにあるときにアーム部材32のストッパ壁33と係合し、ヘッドレストフレーム40を第1ポジションに保持する。
請求項(抜粋):
座席の背もたれフレームに設けられるベース部材と、上記ベース部材に水平方向の軸を中心に回動自在に設けられかつ外周部に上記軸の径方向に突出するストッパ壁を有するアーム部材と、上記アーム部材に連結されかつ上記アーム部材と一体に第1ポジションから前側の第2ポジションにわたり移動可能で上部にヘッドレストが装備されるヘッドレストフレームと、上記ヘッドレストフレームを上記第2ポジションの方向に付勢するトルクを発生する付勢手段と、上記ベース部材に回動自在に設けられかつ上記ストッパ壁と対応した位置にストッパ壁と係合可能な係止部を有しこの係止部が上記ストッパ壁と係合した状態において上記アーム部材を上記第1ポジションに保持するトリガー部材と、上記トリガー部材に連結されかつ着座者の背面側に位置する背後部材を有する駆動体と、上記トリガー部材の係止部を上記ストッパ壁に係合させておく方向に上記トリガー部材を付勢する保持手段と、を具備したことを特徴とする乗物用ヘッドレスト装置。

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