特許
J-GLOBAL ID:200903029488692996
コージェネレーション装置の運転制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
政木 良文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-060015
公開番号(公開出願番号):特開2005-248820
出願日: 2004年03月04日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 エネルギコストを最小に維持しつつ、高い省エネルギ性及び環境性を維持可能なコージェネレーション装置の運転制御システムを提供する。【解決手段】 電力負荷と熱負荷を予測データに基づき、コージェネレーション装置の運転時コストと、コージェネレーション装置の運転を行わずにコージェネレーション装置が供給可能な電力を商用電力で代替し、コージェネレーション装置が供給可能な熱エネルギを商用電力または他の熱エネルギで代替した場合の非運転時コストを算出するコスト算出手段14と、運転時コストが非運転時コストより高い場合に、コージェネレーション装置の燃料の燃料単価を低下させて運転時コストを非運転時コストと等しくする運転時コスト調整手段15と、運転時コスト調整後の燃料単価が所定の下限値より低い場合に、コージェネレーション装置を運転しないように制御する制御手段12と、を備える。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外部から供給される燃料を使用して、電力負荷に対して商用電力系統と系統連系して電力供給可能に、且つ、熱負荷に対して熱エネルギを供給可能に構成されたコージェネレーション装置の運転制御システムであって、
前記電力負荷と前記熱負荷を各別に計測する負荷計測手段と、
前記負荷計測手段が計測した前記電力負荷と前記熱負荷の過去の実績値に基づいて、電力負荷と熱負荷を各別に予測する負荷予測手段と、
前記コージェネレーション装置を所定の制御モードで運転させて前記負荷予測手段が予測した予測電力負荷と予測熱負荷の一部または全部に対して電力と熱エネルギの供給を行った場合の燃料料金を算出して前記コージェネレーション装置の運転時コストを導出し、前記所定の制御モードで前記コージェネレーション装置の運転を行わずに前記コージェネレーション装置が供給可能な電力を前記商用電力系統からの電力供給で代替し、前記コージェネレーション装置が供給可能な熱エネルギを前記商用電力系統からの電力または前記燃料の使用により発生する熱エネルギで代替した場合の前記コージェネレーション装置の非運転時コストを導出するコスト算出手段と、
前記コスト算出手段が導出した前記運転時コストと前記非運転時コストを比較して、前記運転時コストが前記非運転時コストより高い場合に、前記コージェネレーション装置の燃料料金算出に用いた燃料単価を低下させて前記運転時コストを前記非運転時コストと等しくする運転時コスト調整手段と、
前記運転時コスト調整手段による調整後の前記燃料単価が所定の下限値より低い場合に、前記コージェネレーション装置を前記所定の制御モードで運転しないように制御する制御手段と、
を備えてなることを特徴とするコージェネレーション装置の運転制御システム。
IPC (1件):
FI (2件):
引用特許:
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