特許
J-GLOBAL ID:200903029490014679

戸車付引戸障子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001482
公開番号(公開出願番号):特開平10-196201
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 戸車4に設けた折れ曲がり係止部17、17の存在に拘らず、下框1の長さ方向端縁21、21と竪框2、2の竪板部22、22とを突き合わせ自在とする。上記各長さ方向端縁21、21に切り欠きを形成する必要をなくす。【解決手段】 上記各竪板部22、22に、上記各折れ曲がり係止部17、17が進入自在な凹溝23、23を形成する。これら各凹溝23、23は、竪框2、2を押し出し成形する際に同時に成形する。従って、加工作業が面倒になる事はない。
請求項(抜粋):
上辺を構成する押し出し成形材製の上框と、下辺を構成する押し出し成形材製の下框と、左右両竪辺を構成する押し出し成形材製の1対の竪框と、これら上框と下框と1対の竪框とにより四周を囲まれたパネルと、上記下框の下面に支持された戸車とを備え、この戸車は、下方が開口したケースと、このケースの内側に回転自在に支承された車とを備え、上記ケースは、互いに間隔をあけて上下方向に配置された表裏1対の支持板部と、これら両支持板部の上端縁同士を互いに連結する連結板部とを備え、この連結板部の一端部には上方に折れ曲がった折れ曲がり係止部を、同じく中間部にはこの折れ曲がり係止部に向う程上記連結板部の上面からの突出量が増す方向に傾斜した弾性係止部を、それぞれ形成しており、上記下框を構成する水平板部の一部で上記連結板部が対向する部分には、上記弾性係止部が係合自在な透孔を形成しており、上記折れ曲がり係止部と上記下框の長さ方向端縁とを当接させた状態で、この透孔と上記弾性係止部とを係合自在とした戸車付引戸障子に於いて、上記竪框を構成する竪板部の一部で上記下框の長さ方向端縁が対向する部分に、上記折れ曲がり係止部が進入自在な凹溝を形成し、この折れ曲がり係止部の存在に拘らず、上記下框の長さ方向端縁に切り欠きを形成する事なく、この長さ方向端縁と上記竪板部とを突き合わせ自在とした事を特徴とする戸車付引戸障子。

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