マルチスレッドを利用するパイプライン並列プロセッサ

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-042696
公開番号（公開出願番号）：特開2001-236221
出願日： 2000年02月21日
公開日（公表日）： 2001年08月31日
要約：

【要約】【課題】マルチスレッドプログラムを利用するプロセッサにおいて、一列に並んだ演算ユニットで複数のスレッドを順に動作させる方式において、メモリ配線を短縮して周波数性能と並列性能を両立させる。さらに並列処理性能を阻害するノード間データ転送と、同期による待ちあわせを解決する。【解決手段】特許広報平9-287662に記載されたプロセッサに、データを格納するキャッシュを複数搭載し、それぞれのキャッシュを数個の演算実行ユニットと結合する。キャッシュの内容はスレッドの進行にあわせて転送して複製する。キャッシュの内容を転送しきれない場合は、1つのスレッドを単一の演算実行ユニットで実行する。さらに、仮想記憶機構とキャッシュの共有機構を用いて、指定したアドレスへのアクセスを検出してスレッドを再開させる。

請求項（抜粋）：

数値演算ユニット、レジスタファイル、命令メモリ、データキャッシュメモリを複数個内部に有し、複数のスレッドおよびプロセスを同時に利用する事を特徴とするプロセッサにおいて、レジスタファイルが持つ各スレッドごとのレジスタ値等の状態を、常に隣接する演算ユニットに伝達することを特徴とするプロセッサ(以下PMT方式プロセッサと称する)において、プログラムカウンタ、スタックポインタ値、スレッド識別番号、プライオリティー値で構成されるスレッドの情報を示す値を複数格納するスレッド情報格納手段を有し、スレッド情報格納手段から1つのスレッドを選択して、命令メモリおよび演算ユニットにスレッドの情報を伝送するスレッド発行手段を有し、スレッド発行手段において、スレッドの持つプライオリティー値を比較し、最も優先度が大きいスレッドの情報を優先的に命令メモリおよび演算ユニットに伝達することを特徴とするプロセッサ。

IPC (11件)：

G06F 9/38 310 , G06F 9/38 , G06F 9/38 350 , G06F 9/38 370 , G06F 9/30 350 , G06F 9/34 350 , G06F 9/46 360 , G06F 12/08 , G06F 12/08 310 , G06F 12/10 , G06F 12/12

FI (15件)：

G06F 9/38 310 E , G06F 9/38 310 A , G06F 9/38 350 X , G06F 9/38 370 X , G06F 9/30 350 F , G06F 9/34 350 B , G06F 9/46 360 B , G06F 12/08 F , G06F 12/08 G , G06F 12/08 H , G06F 12/08 E , G06F 12/08 Y , G06F 12/08 310 B , G06F 12/10 A , G06F 12/12 A

Fターム (49件)：

5B005JJ13 , 5B005KK13 , 5B005LL01 , 5B005LL11 , 5B005MM02 , 5B005MM03 , 5B005MM32 , 5B005NN31 , 5B005PP21 , 5B005UU32 , 5B013AA01 , 5B013AA05 , 5B013AA11 , 5B013BB01 , 5B013BB18 , 5B013CC06 , 5B013CC13 , 5B013DD04 , 5B013DD05 , 5B033AA02 , 5B033AA03 , 5B033AA04 , 5B033AA13 , 5B033AA14 , 5B033AA15 , 5B033BE05 , 5B033CA01 , 5B033CA09 , 5B033DA04 , 5B033DA14 , 5B033DA17 , 5B033DB02 , 5B033DB03 , 5B033DB06 , 5B033DB12 , 5B033DD01 , 5B033DE07 , 5B098AA02 , 5B098AA10 , 5B098DD01 , 5B098DD03 , 5B098FF01 , 5B098GA05 , 5B098GC03 , 5B098GD02 , 5B098GD03 , 5B098GD12 , 5B098GD14 , 5B098HH07

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