特許
J-GLOBAL ID:200903029502146452
エンジンの触媒の劣化検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-074214
公開番号(公開出願番号):特開平5-280402
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 運転状態によって変化する空燃比センサの出力振幅の影響を回避し、触媒劣化診断の際の誤判定を防止する。【構成】 診断開始後、運転状態パラメータに基づいてマップを参照して上下一組のスライスレベルFH,FLを設定する(S106) と、FO2 センサの出力電圧FVO2 が、このスライスレベルFH,FLを横切る回数をFO2 反転カウンタによりカウントし(S112) 、同様に、運転状態パラメータに基づいてマップを参照して上下一組のスライスレベルRH,RLを設定すると、RO2 センサの出力電圧RVO2 が、このスライスレベルRH,RLを横切る回数をRO2 反転カウンタによりカウントする。そして、FO2 カウンタの計数値COUNTFO2とRO2 反転カウンタの計数値COUNTRO2 との比を算出して触媒劣化判定を行なう。これにより、運転状態によって変化するRO2 センサの出力振幅の影響を回避し、誤判定を防止する。
請求項(抜粋):
排気通路に介装した触媒コンバータの上流側に第1の空燃比センサを配設するとともに下流側に第2の空燃比センサを配設するエンジンの触媒劣化検出方法において、エンジンの運転状態パラメータに基づいて、上記第1の空燃比センサの出力に対する第1のスライスレベルを設定する手順と、エンジンの運転状態パラメータに基づいて、上記第2の空燃比センサの出力に対する第2のスライスレベルとを設定する手順と、上記第1の空燃比センサの出力が上記第1のスライスレベルを横切る回数と、上記第2の空燃比センサの出力が上記第2のスライスレベルを横切る回数との比に基づいて、上記触媒コンバータの触媒劣化を判定する手順とを備えたことを特徴とするエンジンの触媒劣化検出方法。
IPC (2件):
F02D 41/22 305
, F01N 3/20
前のページに戻る