特許
J-GLOBAL ID:200903029503937291

キャップレス式筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291253
公開番号(公開出願番号):特開平10-114186
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【目的】 キャップの着脱を必要としない筆記具であって、ペン先のシール及び突出を蓋部の開閉で可能とする。【構成】 スライダーの後退又は前進により連結部と連動して蓋部が拡開されると共に筆記体のペン先部分が突出し、スライダーの前進又は後退によって連結部により連動して蓋部が開口部を密閉するように回動して、ペン芯部位がシール室内に密嵌されるように構成される筆記具に於いて、シール室は前端部と後端部の間に伸縮可能部が形成されて後端部に対して前端部が前後動可能なシール筒を備えて成り、又、蓋体とスライダーの連結または連動手段がピンと長窓の組合わせによって構成されると共に、さらに蓋体と軸の連結又は連動手段もピンと長窓によって構成され、連結手段のうち少なくとも1つは長窓がストレート部と略半円形又はテーパー状のカム窓を一体に有して成る。
請求項(抜粋):
軸筒先方に開口部を有したシール室が設けられ、シール室の外部両側に脚部と窓の組合わせにて軸支された蓋体の蓋部が前記開口部を密閉すると共に、蓋体の脚部が回動して蓋部がシール室の上面に位置して開口され、前記軸筒内にスプリングによって附勢されて前後動可能なスライダーが設けられ、且つ、当該スライダーと前記脚部の一端が連結部により接合されて成り、更に軸筒内にサインペン、マーカー、ボールペン等の筆記体が収納又は筆記体と軸を一体に形成させると共に、収納時には筆記体先端のペン芯部位が前記シール室内に密挿され、前記スライダーの後退又は前進により連結部と連動して前記蓋部が拡開されると共に筆記体のペン先部分が突出し、スライダーの前進又は後退によって連結部により連動して前記蓋部が開口部を密閉するように回動して、ペン先部位が前記シール室内に密嵌されるように構成される筆記具に於いて、前記シール室は前端部と後端部の間に伸縮可能部が形成されて後端部に対して前端部が前後動可能なシール筒を備え、ペン先の軸部が前端部の内周に密嵌固定されて成り、又、蓋体とスライダーの連結又は連動手段がピンと長窓の組合わせによって構成されると共に、さらに蓋体と軸の連結又は連動手段もピンと長窓によって構成され、前記の連結手段のうち少なくとも1つは長窓がストレート部と略半円形又はテーパー状のカム窓を一体に有する事を特徴するキャップレス式筆記具。

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