特許
J-GLOBAL ID:200903029505020565

異常振動検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066108
公開番号(公開出願番号):特開平11-248528
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 十分に高性能な振動分析を行う汎用タイプの異常振動検出装置をできるだけ安価に実現すること【解決手段】 振動加速度に対応した信号を出力する振動センサ1と、振動センサの出力を入力とする通過帯域の異なる複数の帯域通過フィルタBPF1〜BPFnと、BPF1〜BPFnの出力を取り込んで演算処理するプロセッサ5とを有する。対象からセンサ1に正常モードの振動を加えた状態にて初期設定モードを実行する。このモードではプロセッサ5は、BPF1〜BPFnの出力を分析して各帯域ごとの異常判定条件を設定する。初期設定モードの実行後に異常判定モードを実行する。このモードではプロセッサ5は、BPF1〜BPFnの出力を各帯域ごとの異常判定条件と照らすことで各帯域ごとに正常/異常を判定し、それらの判定結果に従って異常振動検出信号を発生する。
請求項(抜粋):
次の要件(1),(2),(3)を備えた異常振動検出装置。(1)振動加速度に対応した信号を出力する振動センサと、この振動センサの出力を入力とする通過帯域の異なる複数の帯域通過フィルタと、各帯域通過フィルタの出力を取り込んで演算処理するプロセッサとを有する。(2)対象から前記振動センサに正常モードの振動を加えた状態にて初期設定モードを実行する。この初期設定モードでは、前記プロセッサは、各帯域通過フィルタの出力レベルに基づいて各帯域ごとの異常判定条件を設定する。(3)初期設定モードの実行後に異常判定モードを実行する。このモードでは前記プロセッサは、少なくとも1つの帯域通過フィルタの出力に基づいて、その選択した帯域に設定された前記異常判定条件と照らすことで正常/異常を判定し、それらの判定結果に従って異常振動検出信号を発生する。

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