特許
J-GLOBAL ID:200903029528327650

映像符号化装置及び映像復号化装置並びに映像符号化方法及び映像復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 隆彌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040013
公開番号(公開出願番号):特開平11-239353
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 映像符号化及び復号化における動き補償フレーム間予測に際し、一度伝送誤りが生じると、間違った情報からの予測を行いつづけることになり、その影響が後続する画像フレームに波及して、著しい映像品質の劣化を引き起こすこととなってしまう。【解決手段】 符号化対象フレームに対する第1動きベクトル情報と、既に符号化された画像フレームに対する第2動きベクトル情報との両方を伝送することによって、伝送誤りなどのために、予測の参照フレームが正しく復元できなかった場合でも、当該画像フレームの符号化映像場訪中の第2動きベクトル情報を用いて参照フレームを復元することにより、誤りによる映像品質の劣化を防止して、符号化映像品質の向上を図る。
請求項(抜粋):
過去に符号化されたフレームn-1の映像信号を記憶しておくためのフレームメモリと、画像フレームを入力する画像フレーム入力手段と、新たに入力されたフレームnの映像信号と前記フレームメモリに記憶されているフレームn-1の映像信号とを比較し、単位領域毎に動きベクトルMVを求め、前記フレームメモリに記憶されているフレームn-1の映像信号と、前記動きベクトルMVとから、新たに入力されたフレームnの映像信号の予測画像信号を作成する動き補償フレーム間予測部と、前記フレームnの映像信号の予測画像信号と新たに入力されたフレームnの映像信号との誤差を符号化した符号化映像信号を求める予測誤差符号化部と、動きベクトルMVと符号化映像信号を出力する伝送符号出力手段とを備える映像符号化装置であって、前記動き補償フレーム間予測部において、フレームn-2の映像信号とフレームn-1の映像信号間の動きベクトルを動きベクトルMV’として記憶する動きベクトル記憶部を備え、新たにフレームnの映像信号が入力されると、前記伝送符号出力手段において、前記フレームnの映像信号の予測画像信号と新たに入力されたフレームnの映像信号との誤差を符号化した符号化映像信号とともに、動きベクトルMV及び動きベクトルMV’とを伝送することを特徴とする映像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 A ,  H03M 7/36
引用特許:
審査官引用 (1件)

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