特許
J-GLOBAL ID:200903029528398530

液晶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088354
公開番号(公開出願番号):特開平9-329777
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】薄型でありながら耐衝撃性能に優れ液晶の配向劣化を防止する。【解決手段】液晶表示装置30に+Y方向の衝撃が加わると、液晶パネルPは同方向に移動し、弾性部材35や下方空間A4 は圧縮される。ここで、空間A4 は略密閉された状態にあるため、液晶パネルPの移動を阻止しようとする力が発生し、同様に弾性部材35からも同様の力が発生する。これにより、液晶パネルPの移動は抑制される。同様に、-Y方向に衝撃が加わった場合においても、液晶パネルPの移動は弾性部材33や上方空間A3 によって抑制される。したがって、衝撃が加えられた場合でも液晶の配向劣化が防止される。また、液晶パネルPと各蓋体31,32との間には弾性部材33,35が配置されているため、液晶パネルPと各蓋体31,32との距離を小さくしてもそれらの干渉を回避できる。したがって、液晶表示装置30が薄型化される。
請求項(抜粋):
所定距離を隔てて配置された第1及び第2の板状部材と、これらの板状部材相互の位置決めを行う支持体と、これらの板状部材の間に配置された液晶パネルと、弾性材料にて形成されると共に前記液晶パネルと前記第1の板状部材との間に介装された第1の弾性部材と、弾性材料にて形成されると共に前記液晶パネルと前記第2の板状部材との間に介装された第2の弾性部材と、を備え、前記第1の弾性部材、前記液晶パネル及び前記第1の板状部材によって略密閉された空間を形成し、かつ、前記第2の弾性部材、前記液晶パネル及び前記第2の板状部材によって略密閉された空間を形成する、ことを特徴とする液晶装置。

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