特許
J-GLOBAL ID:200903029531206561

減圧ヒートポンプ式蒸発濃縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117235
公開番号(公開出願番号):特開平6-328065
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 効率的に運転制御し、耐久性の増進、寒冷地のような特殊環境での運転の安定化や省エネルギー性、保全性、操作性、安全性の向上が確立された水溶液(写真処理廃液)の蒸発濃縮装置を提供する。【構成】 蒸発濃縮釜11の加熱手段及び冷却凝縮釜11Aの冷却手段として、圧縮機4、放熱部、膨張弁9、吸熱部を順次に接続し熱媒体を密閉したヒートポンプ装置の該放熱部及び該吸熱部を用い、蒸発濃縮釜に液面センサーを設け、蒸発濃縮釜内の液量がほぼ一定に維持されるように水溶液を適時供給し、水溶液供給タンク24に液面センサー54、55を設け、運転開始の液面と運転停止の設定液面の差が少くとも運転による水溶液の処理量で30分間以上の時間を要する量の差があるようにして、水溶液タンク空による自動停止と水溶液タンク内液有りによる自動復帰運転開始をするように運転される。
請求項(抜粋):
水溶液を蒸発濃縮釜で蒸発濃縮せしめ、これによって生じる蒸気を冷却凝縮釜で冷却凝縮液化せしめるに当り、該蒸発濃縮釜の加熱手段及び該冷却凝縮釜の冷却手段として、圧縮機、放熱部、膨張弁、吸熱部を順次に接続し熱媒体を密閉したヒートポンプ装置の該放熱部及び該吸熱部を用い、該蒸発濃縮釜と該冷却凝縮釜を連通状態とし、更に全体を減圧する減圧手段を具備した減圧ヒートポンプ式蒸発濃縮装置において、蒸発濃縮釜に液面センサーを設け、蒸発濃縮釜への水溶液供給手段を前記蒸発濃縮釜の液面検出結果により制御し蒸発濃縮釜内の液量がほぼ一定に維持されるようにして蒸発した量に対して水溶液を適時供給し、水溶液供給手段が配管接続される水溶液の供給元である水溶液タンクに液面センサーを設け、運転開始の液面と運転停止の設定液面の差が少くとも運転による水溶液の処理量で30分間以上の時間を要する量の差があるようにして、水溶液タンク空による自動停止と水溶液タンク内液有りによる自動復帰運転開始をするように運転されることを特徴とする減圧ヒートポンプ式蒸発濃縮装置。
IPC (3件):
C02F 1/04 ZAB ,  B01D 1/00 ,  B01D 1/28
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 水溶液の蒸発濃縮装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-010845   出願人:東京電力株式会社, コニカ株式会社, 三洋電機株式会社
  • 特開昭62-184459
  • 特開平4-004085
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