特許
J-GLOBAL ID:200903029535810692

ワイパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231508
公開番号(公開出願番号):特開平10-203314
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 ワイパアームの押圧力がワイパブレードの中心軸に対して斜めに作用しても、払拭性能を確保できるワイパ装置を得る。【解決手段】 ヒンジ軸20がガラス面Gの法線Hに対してマイナス側へ角度αだけ傾くようにアームヘッド14を捩じる。次に、アームピース22を、アームヘッド14と反対方向へ捩じり戻し、ワイパブレード30の中心軸Nを、ガラス面Gの法線Hの上に位置させる。肉厚の違う鍔部44、46によって、アームピース22を介してスプリング28の押圧力Pが作用する力点Kは、ワイパブレード30の中心軸Nから幅方向にΔLだけオフセットする。このズレΔLは、ΔL=L×tanαで決定される値である。このため、ワイパアーム16の押圧力Pは、ブレードラバー32の先端部32Aに向かうので、先端部32Aに偶力が発生しない。このため、払拭性能を確保するための接触角を得ることができる。
請求項(抜粋):
ピボット軸に固定されたアームヘッドと、前記アームヘッドへヒンジ軸を介して連結されたワイパアームと、前記ワイパアームにガラス面方向へ前記ヒンジ軸と垂直に押圧力を付与する付勢手段と、前記ワイパアームの先端部に取付けられたワイパブレードと、を有し、前記ワイパアームが往復回動されて前記ワイパブレードにより所定の押圧力でガラス面を払拭するワイパ装置において、前記ヒンジ軸をガラス面に対して傾けてセットしたとき、前記付勢手段によって付与されるワイパアームの押圧力の作用方向が、ガラス面と接触するワイパブレードの先端部に向かって作用するように、ワイパアームの先端部にワイパブレードを連結する連結手段を設けたことを特徴とするワイパ装置。

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