特許
J-GLOBAL ID:200903029536783648

比例流量弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209987
公開番号(公開出願番号):特開平6-185666
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 部品数が少なく、部品のコストと組立時間との軽減により生産コストが安価となり、かつ流体の全範囲に渡って信頼性のある作動を行うことのできる弁を提供する。【構成】 比例流量弁において、入口流体圧力によって、弁部材は弁座方向に押される。圧力部材、すなわちピストンは、弁部材の有効面積よりも実質的に大きな面積の有効面積を有し、そして同じく入口流体圧力に選択的にさらされ、それによって弁部材を弁座から引離す方向に押して弁を開き、そして当該開弁状態を維持する。ソレノイド・アクチュエータは、パイロット弁部材の位置を決定する。当該パイロット弁部材は、圧力部材に向かう入口流体の流れを制御し、それ故、圧力部材の位置を制御すると共に、弁座からの弁部材の隔たりを制御する。パイロット弁部材の位置、従って換言すれば、弁座からの弁部材の隔たりは、上記アクチュエータに印加される電流の量に比例する。
請求項(抜粋):
入口ポートと、出口ポートと、オリフィスとを含み、該オリフィスが該ポートの間にあって主弁座によって囲まれている、弁本体と;該主弁座に対して係合し及び係合解除するように動くことによって、該弁を開弁及び閉弁させる主弁部材であって、該入口ポートからの流体の圧力が該弁部材を押圧して該弁が閉弁する際に該弁座に該弁部材を係合させる、該主弁部材と;該主弁座に関して可動な圧力部材と;該圧力部材と該弁部材とを剛性的に相互結合させることによって該圧力部材と該弁部材とが1つのユニットとして一緒に動けるようにするための相互結合手段と;該相互結合手段内の流路手段であって、当該流路手段を介して、該入口ポートからの圧力流体が該圧力部材まで流れることによって、該弁部材上の高圧流体によって発生させられる力に対抗する力を作り出す、該流路手段と;但し、該入口ポートからの流体圧力にさらされる該圧力部材の面積は、該入口ポートからの該流体圧力にさらされる該主弁部材の面積よりも実質的に大きくされることにより、該圧力部材が加圧される際には、正味力が該圧力部材と該弁部材ユニットに生じて該主弁部材を該主弁座から引離して該弁を開かせる;該流路手段の移動経路内に位置して、該入口ポートから該流路手段を介して流れる流体の流れを制御するためのパイロット弁部材と;そして該パイロット弁部材を位置決めして、該主弁座からの該主弁部材の隔たりを、該流路手段が閉じている時に決定するためのソレノイド・アクチュエータであって、該パイロット弁部材の該位置は、従って該主弁座からの該主弁部材の該隔たりは、該アクチュエータに印加される電流の量に比例する、該ソレノイド・アクチュエータ。

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