特許
J-GLOBAL ID:200903029545509672

Uターン式ステアリング・ロール・コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-192949
公開番号(公開出願番号):特開平9-045447
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 自動車のステアリング機構で用いられるUターン式ステアリング・ロール・コネクタの過回転を防止し、これにより、内部に収納されているフラット・ケーブルを保護することである。【解決手段】 フラット・ケーブル7の一端部が固定されたステータ・ケーシング部材2に回転自在に設けられフラット・ケーブルの他端部が固定されたロータ・ケーシング部材の内周壁5に、この内周壁に一端部が固定され他端部がノコ状歯を有する自由端部として構成された板バネ係止部材12を設けると共に、内周壁の周囲に位置するステータ・ケーシング部材の底壁に、内周壁を囲むように所定長さの円弧状に形成され板バネ係止部材12のノコ状歯に係止するノコ状歯を有するノコ状歯円弧状係止部2dを設ける。内周壁側のフラット・ケーブルの巻が解かれると、板バネ係止部材12のフラット・ケーブルによる付勢圧が解除され、自らの弾性で外方に突出してノコ状歯円弧状係止部2dに係止される。
請求項(抜粋):
ステータ・ケーシング部材(1〜3)と該ステータ・ケーシング部材(1〜3)に対して回転可能なロータ・ケーシング部材(4〜6)とを備え、フラット・ケーブル(7)が該両ケーシング部材(1〜6)の内側に形成された環状スペースにその一部がU字状に折り返された状態で渦巻き状に収納されかつフラット・ケーブル(7)の各端が環状スペースの外周壁側をなすステータ・ケーシング部材(2,3)と環状スペースの内周壁側をなすロータ・ケーシング部材(5,6)に夫々固定されたUターン式ステアリング・ロール・コネクタにおいて、上記内周壁(5)は、該内周壁(5)にフラット・ケーブル(7)が巻き寄せられたときに該フラット・ケーブル(7)の巻の内側に位置するケーブル面により内側に押圧される退避位置と、内周壁(5)からフラット・ケーブル(7)の巻きが所定長さ解かれて上記ケーブル面による押圧力が解除されたときに径方向外側に飛び出す突出位置との間で出没自在な弾性を有する係止部材(12)を備え、上記ステータ・ケーシング部材(2a)は、上記内周壁(5)の周囲に所定長さ円弧形状に延在しかつ上記係止部材(12)が上記退避位置から上記突出位置へ飛び出したときに係止部材(12)を係止するためのノコ状歯を備えたことを特徴とするUターン式ステアリング・ロール・コネクタ。
IPC (3件):
H01R 35/04 ,  B62D 1/04 ,  H02G 11/00
FI (3件):
H01R 35/04 F ,  B62D 1/04 ,  H02G 11/00 Z

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