特許
J-GLOBAL ID:200903029547962730

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181740
公開番号(公開出願番号):特開平10-026982
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 感圧素子の感度調節を簡略化することができるとともに、共通アフタータッチ情報のバラツキを減少することができる電子楽器を提供する。【解決手段】 電源供給の開始時に、第1のバラツキデータメモリ15内のバラツキデータを第2のバラツキデータメモリ23に転送して演奏準備をし、奏者により鍵が操作開始された後にその鍵の押下の都度、その鍵による感圧素子への押圧発生の際に、第2のバラツキデータメモリ23内に記憶され押圧された感圧素子から得られる押下位置情報に対応するバラツキデータに基づいて、押圧された感圧素子から得られる押圧度合い情報を補正し、この押圧度合い情報を正しい押圧情報として出力する。
請求項(抜粋):
鍵盤に設けられた複数の鍵への操作開始後に得られる押圧情報により、前記操作開始後に発音中の楽音の演奏表現を変更する電子楽器において、前記複数の鍵の各鍵に対応して設けられ各鍵毎に独立して押圧される感圧素子を有し、各鍵毎の前記操作開始後の当該鍵による前記押圧に対応して、どの鍵が押下されたかを示す押下位置情報と前記押圧の度合いを示す押圧度合い情報とを前記感圧素子から検出する押圧検出回路と、前記各感圧素子の特性のバラツキの度合いを表すバラツキデータを前記各感圧素子に対応させて記憶する第1のバラツキデータメモリと、前記第1のバラツキデータメモリ内のバラツキデータを、前記第1のバラツキデータメモリを転送元として転送するデータ転送回路と、前記データ転送回路による前記転送の転送先である第2のバラツキデータメモリと、前記転送により転送された第2のバラツキデータメモリ内のバラツキデータに基づいて前記押圧検出回路からの押圧度合い情報を補正し、その押圧度合い情報を前記演奏表現の変更のための押圧情報として出力する押圧補正手段とを備えた電子楽器。
IPC (2件):
G10H 1/053 ,  G10H 1/34
FI (2件):
G10H 1/053 C ,  G10H 1/34

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