特許
J-GLOBAL ID:200903029549745478

充填バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北西 務 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-082627
公開番号(公開出願番号):特開平7-267297
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 液を容器内に充填する充填バルブに関するもので、摩耗粉の容器内への混入を防ぎ、容器内充填液レベルの誤差や液の泡立ちを生じないことを目的としている。【構成】 貯液槽140の外周に充填バルブ142が固設され、ロータリ充填機の充填バルブ142の下に容器143が運ばれてくると、まず容器の開口部をシールし、次ぎにベントチューブ昇降手段によりベントチューブ148をバルブ本体の貫通孔内で降下させる。ベントチューブ148が一定位置まで降下すると、ベントチューブ外周とバルブ本体の通過孔の間に配設されバルブ本体側に取付けられた弾性体の内径を縮少することによりベントチューブ外周と貫通孔間の間隙をシールすると共にベントチューブを保持する。そのシールにより容器内にあった気体は液の充填につれてベントチューブ148より排出され容器内の圧力が高くなり、これを圧力センサ185で感知し、液の充填を終了する。
請求項(抜粋):
ロータリ充填機の充填液を供給する貯液槽の外周に固設され、充填時容器の開口部をシールした後、液バルブを開いて前記貯液槽より容器に液を充填し、該液に押し出される容器内の気体を該貯液槽上部空間へ排出するベントチューブの下部開口位置を基準として容器内の充填液面高さを規制する充填バルブにおいて、該ベントチューブを昇降する手段と、ベントチューブが通る貫通孔を有し、該貫通孔に配設した軸受により該ベントチューブを昇降方向に摺動可能に支える充填バルブ本体と、該ベントチューブ外周と前記貫通孔の間にあって貫通孔に取付けられ、ベントチューブが昇降中は、ベントチューブ外周と摺動することなく構成され、該ベントチューブが所定の位置へ到達した時に、内径を縮少することによりベントチューブ外周と貫通孔の隙間をシールするよう構成したリング状の弾性体を具備したことを特徴とする充填バルブ。

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