特許
J-GLOBAL ID:200903029555102015

直流-直流電力コンバ-タ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-060646
公開番号(公開出願番号):特開平11-318074
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 制御電力を負荷に供給する直流-直流電力コンバータを提供する。【解決手段】 FETQ1、Q2はゲート-ソース間の寄生容量,ゲート-ドレイン間の寄生容量,出力容量,及び真性ダイオードを有する。変成器T1は、FETの接続点24と電源30、32の接続点34との間に接続された一次巻線38,二次巻線40,一次巻線と直列のインダクタンス42を有する。駆動変成器80はFET駆動回路60、62に接続された二次巻線84、86、駆動回路を交互に作動及び非作動にするために制御回路90に接続された一次巻線82を有する。駆動回路は,関連FETのゲート-ソース間の寄生容量の充電を開始させ,ゲート-ソース間の電圧がしきい値に達すると,変成器のインダクタンスと一次巻線を流れる電流によりFETの実効出力容量を放電させその後真性ダイオードが導通を開始するように,FETを作動する。
請求項(抜粋):
連続的な制御電力を負荷に供給する直流-直流電力コンバータであって,接続点を介して接続され,それぞれがゲート-ソース間の寄生容量,ゲート-ドレイン間の寄生容量,出力容量,及び真性ダイオードを有する第1及び第2の制御可能なスイッチング装置と,接続点を介して接続された第1及び第2の電源と,一次巻線,二次巻線,及び一次巻線と直列のインダクタンスを有し,二次巻線が制御可能な電流を負荷に供給するために負荷に接続された整流回路に接続され,一次巻線が第1と第2の制御可能なスイッチング装置の間の接続点と第1と第2の電源の間の接続点との間に接続された電力変成器と,第1の制御可能なスイッチング装置に接続された第1の駆動回路と,第2の制御可能なスイッチング装置に接続された第2の駆動回路と,一次巻線と第1及び第2の二次巻線とを有し,第1の二次巻線が第1の駆動回路に,第2の二次巻線が第2の駆動回路に接続された駆動変成器と,第1及び第2の駆動回路を交互に作動及び非作動にするために駆動変成器の一次巻線に接続された制御回路とよりなり,第1の駆動回路は,該駆動回路が第1の制御可能なスイッチング回路のゲート-ソース間の実効寄生容量の充電を開始させ,ゲート-ソース間の電圧がしきい値に到達すると,電力変成器のインダクタンスと一次巻線を流れる電流により第1の制御可能なスイッチング装置の実効出力容量を放電させ,その後第1の制御可能なスイッチング装置の真性ダイオードが導通を開始するように,第1の制御可能なスイッチング装置を作動し,第2の駆動回路は,該駆動回路が第2の制御可能なスイッチング回路のゲート-ソース間の実効寄生容量の充電を開始させ,ゲート-ソース間の電圧がしきい値に到達すると,電力変成器のインダクタンスと一次巻線を流れる電流により第2の制御可能なスイッチング装置の実効出力容量を放電させ,その後第2の制御可能なスイッチング装置の真性ダイオードが導通を開始するように,第2の制御可能なスイッチング装置を作動し,かくして第1及び第2の制御可能なスイッチング装置が連続的な制御電力を負荷に供給することを特徴とする直流-直流電力コンバータ。

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