特許
J-GLOBAL ID:200903029558067768

モータの過負荷検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087641
公開番号(公開出願番号):特開平7-274565
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 モータの過負荷検出を、印加電圧の大小に左右されずに常に一定の過負荷を検出する。【構成】 モータの回転に伴って連続発生するパルスから周期tnを測定し、周期tnに係数kmを乗算したタイマ割り込み時間をセットし、そのタイマ割り込み時間のタイムアップ前に次のパルスが発生した場合にはその周期tn+1を新たな周期tnとしてサイクルを続け、タイムアップ前に次のパルスが発生しなかった場合には過負荷と判別してモータを停止する。上記係数kmは、回転数の変化分で過負荷レベルのトルク変化分を判別する式を周期を用いて表した場合に於ける周期範囲毎に直線近似したマップデータから読み出す。【効果】 回転数に変換することなく、過負荷を周期を用いた式で判別でき、処理を簡略化しかつ電圧変動に左右されない判別が可能である。
請求項(抜粋):
モータの周期が長くなるに連れて増大する係数を任意の周期間隔毎に直線近似して設定したマップデータを有し、前記モータの回転に伴って連続発生するパルスに基づいて前記モータの周期を算出する過程と、前記パルスの前回発生時の前記モータの前周期に対応して前記マップデータから読み出した前記係数を前記前周期に乗算したタイマ割り込み時間を算出する過程とを有し、前記パルスの前回発生時から前記タイマ割り込み時間の経過前に前記パルスの次の発生が生じなかった場合には過負荷であると判別することを特徴とするモータの過負荷検出方法。
IPC (5件):
H02P 3/08 ,  B60J 1/17 ,  G01L 3/00 ,  H02H 7/093 ,  H02P 7/06

前のページに戻る