特許
J-GLOBAL ID:200903029565597608

エンジンの定常運転判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244724
公開番号(公開出願番号):特開平7-103055
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 故障診断中の機関の定常運転状態を正確に判断し、信頼性を損うことなく診断機会の増加を図る。【構成】 運転状態を表す第2パラメータの値ALPの故障診断開始時の値ALPSTTを基準とする変化量DALPを求め(S6)、この変化量の絶対値|DALP|が設定幅ALPSTDから外れた時は故障診断を中止する(S7,S12)。又、故障診断の間、この変化量の絶対値が設定幅内の時には、時間経過後に、診断中の第1パラメータの値TPの平均値TPAVEが上限値TPAVEHと下限値TPAVELの制限幅内にあるかを判断し(S10)、制限幅内の時には、定常運転下で行われたと判別する。診断中の第2パラメータの値の変化量を診断開始時の値を基準とする相対変動量で求めるため、設定幅を小さく設定してもセンサ類の精度誤差等の影響を受けない。又、制限幅内かどうかを第1パラメータの診断中の値の平均値に基づいて判断しており、制限幅を狭めることが可能となり、診断機会の増加が得られる。
請求項(抜粋):
故障診断中のエンジン運転状態が定常運転かをエンジン運転状態を示すパラメータの値(ALP)の変化で判別するエンジンの定常運転判別方法において、エンジン運転状態を表すパラメータの値(ALP)の故障診断開始時の値(ALPSTT)を記憶し、故障診断時間(TDIAG)内での上記パラメータの値(ALP)の上記故障診断開始時の値(ALPSTT)を基準とする変化量(DALP)を求め、この変化量(DALP)が設定幅(±ALPSTD)以内の場合には定常運転と判別することを特徴とするエンジンの定常運転判別方法。
IPC (3件):
F02D 45/00 345 ,  G01D 21/00 ,  G01M 15/00

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