特許

J-GLOBAL ID：200903029566043339

電気掃除機

発明者： 千田 典明
出願人/特許権者： 株式会社テック
代理人 (1件)： 樺澤 襄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-307919
公開番号（公開出願番号）：特開平8-164100
出願日： 1994年12月12日
公開日（公表日）： 1996年06月25日
要約：

【要約】【目的】 保護と操作性の向上とを両立できる電気掃除機を提供する。【構成】 電動機の電流値が1A以上2A未満になるとカウンタ回路71,72で計測して、2秒以上継続するとモノマルチバイブレータ回路75により電動機に供給する電流を遮断して電動機を停止させる。電動機の電流値が2A以上になるとカウンタ回路73で計測し、40m秒以上継続するとモノマルチバイブレータ回路75により電動機に供給する電流を遮断して電動機を停止させる。1A以上2A未満の比較的小さな過電流状態の場合は比較的長く電動機の動作を継続させ、2A以上の大きな電流の過電流状態の場合は短い時間で電動機を停止させる。1A以上2未満の場合には移動方向検出手段46で反転を検出すると、カウンタ回路71,72をリセットさせ、2A以上の場合には電動機の起動時にカウンタ回路73をリセットさせるため、電動機を過電流から確実に保護するとともに、操作性の低下を防止する。

請求項（抜粋）：

吸込口本体と、この吸込口本体に備えられた回転体と、この回転体を回転させる電動機と、この電動機を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記吸込口本体の移動方向を検出する移動方向検出手段と、比較的小さな第1の設定電流値、および、この第1の設定電流値より大きな第2の設定電流値を有し、前記電動機に供給される電流値がそれぞれの前記設定電流値を越えた過電流状態を検出する過電流検出手段と、この過電流検出手段で設定された第1の設定電流値に対応した過電流状態と判断する第1の設定時間、および、この第1の設定時間より短い時間に設定され第2の設定電流値に対応した過電流状態を判断する第2の設定時間を有し、前記過電流検出手段でそれぞれの設定値を越える過電流が流れると過電流の状態を計測する計測手段と、前記過電流検出手段で第1の設定電流値に対応した過電流状態が検出された状態で前記移動方向検出手段で反転を検出するとこの過電流状態の計測をリセットし、前記電動機の起動時に前記計測手段の第2の設定電流値に対応した過電流状態の計測をリセットするリセット手段と、前記計測手段が前記いずれかの設定時間を計測すると前記電動機に供給される電流を遮断する停止手段とを備えたことを特徴とする電気掃除機。

IPC (2件)：

A47L 9/28 ,  A47L 9/04

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平4-244123
  
• 電気掃除機の吸込口体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-190230   出願人：東京電気株式会社