特許
J-GLOBAL ID:200903029570470195

測距装置,基準クロック周波数の設定方法および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268609
公開番号(公開出願番号):特開平10-115775
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 測距のための受光位置を検出するセンサアレイ105,106の電荷を加算する、リングCCD113b,114bについて、これを動作させる基準クロック周波数の設定を短時間で行う。【解決手段】 測距前に、周波数切換え手段126により最低周波数の基準クロック周波数を選定してリングCCD113b,114bを動作させる。リングCCD113b,114bの電荷蓄積開始から蓄積レベルが所定レベルを超えるまでの期間を、リング計測手段129により、リングCCD113b,114bにおける電荷の周回数で計測し、計測した前記期間に応じて周波数切換え手段126を切り換えて、測距時の基準クロック周波数を設定する。
請求項(抜粋):
測距対象に投光し、その反射光をセンサアレイで受光し、このセンサアレイで光電変換した電荷をリング状電荷転送手段で加算し、この加算結果により、前記センサアレイ上の受光位置を求め、この受光位置にもとづいて前記測距対象までの距離を求める測距装置であって、前記リング状電荷転送手段の電荷転送速度を決める基準クロック周波数を切り換える周波数切換え手段と、前記リング状電荷転送手段の電荷蓄積レベルが所定レベルを超えたことを検出する検出手段と、前記リング状電荷転送手段の電荷蓄積開始から前記検出手段による検出までの期間を計測する期間計測手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、測距前、前記測距対象に投光しない状態で前記センサアレイにより光電変換した電荷を、前記周波数切換え手段で選択した最低の周波数の基準クロック周波数で動作する前記リング状電荷転送手段で加算させ、前記検出手段を動作させ、この検出手段で所定期間内に前記所定レベルを超えたことが、検出できないときは前記最低の周波数の基準クロック周波数を設定し、検出できたときは前記期間計測手段で計測させて得た期間にもとづいて前記周波数切換え手段を切り換えて基準クロック周波数を設定し、測距の際に、設定後の基準クロック周波数で前記リング状電荷転送手段を動作させるものであることを特徴とする測距装置。
IPC (5件):
G02B 7/28 ,  G01B 11/00 ,  G01C 3/06 ,  G02B 7/32 ,  G03B 13/36
FI (5件):
G02B 7/11 N ,  G01B 11/00 B ,  G01C 3/06 A ,  G02B 7/11 B ,  G03B 3/00 A

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