特許
J-GLOBAL ID:200903029581861471

動画の実時間多重読み書き方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-019526
公開番号(公開出願番号):特開平9-214869
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 書き込みにおける大きな時間遅延や、読み出しにおける動画の途切れを小さくする動画の実時間多重読み書き方法を提供する。【解決手段】 蓄積装置を時分割で使用し、複数の動画の実時間多重読み書き方法において、予め割り当てられたタイムスロットに、書き込むべきデータの準備や又は読み出すべきデータが既に蓄積装置上にある場合には、そのタイムスロットにおいてその動画データの書き込み又は読み出し処理を行うが、そうでない場合には、それらの処理を夫々書き込み処理待ちキューに入れ、そのタイムスロットを予備タイムスロットとし、さらに、空きタイムスロット、及び前記書き込み処理又は読み出し処理ができなかったため発生した予備タイムスロットにおいては、処理待ちキュー内に実行可能な動画データの書き込み又は読み出し処理があればその処理を行い、いずれの処理待ちキュー内にも実行可能な処理がない場合には時間待ちとする。
請求項(抜粋):
周期的なタイムスロットを設け、周期内の各タイムスロットを異なった動画の書き込み処理又は読み出し処理に割り当てることにより、蓄積装置を時分割で使用し、複数の動画の多重読み書きを実行する動画の実時間多重読み書き方法であって、前記予め割り当てられたタイムスロットにおいて書き込むべき動画データが既に準備できている場合、あるいは読み出すべき動画データが既に蓄積装置上に書き込まれている場合には、そのタイムスロットにおいてその動画データの書き込み処理又は読み出し処理を行うが、予め割り当てられたタイムスロットにおいて書き込むべき動画データがまだ準備されていない場合、あるいは読み出すべき動画データがまだ蓄積装置上に書き込まれていない場合には、それらの処理をそれぞれ書き込み処理待ちキューに入れ、そのタイムスロットを予備タイムスロットとし、もともと動画の書き込み処理又は読み出し処理が割り当てられていない空きタイムスロット、及び前記書き込み処理又は読み出し処理ができなかったため発生した予備タイムスロットにおいては、書き込み処理待ちキュー内及び読み出し処理待ちキュー内に実行可能な動画データの書き込み処理又は読み出し処理があればその処理を行い、いずれの処理待ちキュー内にも実行可能な処理がない場合には時間待ちとすることを特徴とする動画の実時間多重読み書き方法。

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