特許
J-GLOBAL ID:200903029582137149

肝臓の持続的な再生およびC型肝炎の処置のための組換えベクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-519274
公開番号(公開出願番号):特表平10-510815
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】レトロウイルスベクターとアデノウイルスベクターとの組み合わせが、肝細胞への効率の高い遺伝子移入のために使用され、これにより長期の遺伝子発現が得られる。肝細胞は、肝細胞の再生を誘導し得る分子(例えば、ウロキナーゼプラスミノーゲンアクチベーター(uPA)または組織プラスミノーゲンアクチベーター(tpA))を発現する組換えアデノウイルスベクターを用いてインビボで形質導入され、これにより速度の速い肝臓再生が得られる。再生期の間、肝細胞へのエクスビボまたはインビボでのレトロウイルス媒介遺伝子移入が、より大きな形質導入効率をもたらす。従って、本発明の組成物および方法は、遺伝子療法のための新しい手段、ならびに新しい治療剤および予防剤を開発するために有用なトランスジェニック非ヒト動物を提供する。本発明のベクターは、C型肝炎ウイルスRNAに特異的なリボザイムの効率の高い形質導入のために使用され得る。
請求項(抜粋):
患者の肝臓において目的の遺伝子産物を産生するための方法であって、以下の工程: 患者から取り出されたネイティブな肝細胞を、目的の遺伝子産物をコードするベクターを用いて形質導入する工程; 該患者のネイティブな肝細胞を、tPAまたはuPAをコードするアデノウイルスベクターを用いてインサイチュで形質導入する工程;および 該患者に形質導入された肝細胞を戻し、そして目的の遺伝子産物の発現を導く条件を提供する工程を包含する、方法。
IPC (6件):
A61K 48/00 ADY ,  A61K 35/76 ,  A61K 38/46 ACS ,  C12N 7/00 ,  C12N 15/09 ZNA ,  A61K 31/70
FI (6件):
A61K 48/00 ADY ,  A61K 35/76 ,  C12N 7/00 ,  A61K 31/70 ,  A61K 37/54 ACS ,  C12N 15/00 ZNA A

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