特許
J-GLOBAL ID:200903029584100889

蛍光による微生物の高速且つ高感度な検出及び計数のための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323740
公開番号(公開出願番号):特開平8-292145
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 フィルター等の担体に固定化された蛍光性の微生物の高速超高感度自動計測装置及び方法の提供。【解決手段】 検出微生物より大きく4〜14μmの間の寸法を有するレーザースポットを固体支持体上に形成し、レーザ装置からの入射レーザビームを用いて蛍光性の微生物を含む可能性のある試料を載置した固体支持体を走査し;同時に少なくなくとも1の波長で得られる蛍光を検出し;個々のフィーチャーのライン間相関づけにより一組の相関フィーチャーを確立し;隣接する走査ラインからなる各走査ライン対上の前記相関フィーチャーを少なくとも異なる波長λ12で同期、比較し;維持されるイベントのサイズ認識を行い、検索された微生物に対応する寸法を有するイベントを選択し;サイズ認識後に維持されるイベントに対して、3次元のイベントエネルギープロファイルが所定のガウス形状基準内にあるかを判断する。
請求項(抜粋):
固体支持体上で蛍光微生物を検出及び計数するための方法であって、:-検出されるべき微生物より実質的に大きく15μm及び30μmの間に含まれるサイズを有するレーザースポットを固体支持体上に形成するようにして、レーザ装置からの入射レーザビームを用いて蛍光性の微生物を含む可能性を有する試料を載置した固体支持体を走査し(ここで二つの走査ラインは、前記固体支持体の各部分(element)が、隣接する走査路を部分的に重複させることにより少なくとも2回走査されるように間隔を設定される);同時に-ある閾値(例えば動的(dynamic)閾値)を越える検出信号(=サンプル)だけを選択するようにして、少なくなくとも1種の波長で、結果として得られる蛍光を検出し(ここで一つの走査ライン上の隣接する一連の試料はフィーチャーである);-隣接する走査ラインからなる各走査ライン対上のフィーチャーを同期して比較し、相関フィーチャーの組が出現する走査ラインの数をカウントし(各組の相関フィーチャーはイベント(event)を形成する)、あらゆる非相関フィーチャー(=単一フィーチャー)を除去することによって、個々のフィーチャーのライン間相関づけにより相関フィーチャーの組を認識し;-隣接する走査ラインからなる各走査ライン対上の前記相関フィーチャーを少なくとも2つの異なる波長λ1及びλ2で同期して比較し、該2つの波長に於ける所定数未満の発光強度比を有する相関フィーチャーを選択し、前記相関サンプルにより前記波長で発生した前記発光比が所定の値より大きいものである場合、前記イベント全体が排除されるようにし;-維持されるイベントのサイズ認識を行い、検索された微生物の種類に対応するサイズを有するイベントを選択し;-サイズ認識後に維持されるイベントに対して、3次元のイベントエネルギープロファイル(the events energy profile)が所定のガウス形状基準内にあるか否かを判断し、該ガウス形状基準にないイベントを排除し;-前記固体支持体上に存在する蛍光性の微生物を決定しそれらのみをカウントするために前記残存イベントをカウントすることを含む方法。
IPC (3件):
G01N 15/02 ,  C12M 1/34 ,  C12Q 1/06
FI (4件):
G01N 15/02 A ,  C12M 1/34 B ,  C12M 1/34 D ,  C12Q 1/06

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