特許

J-GLOBAL ID：200903029584795607

絶縁電線およびこれを用いた電気コイル

発明者： 松井 克文 ,  小谷野 正宏 ,  森野 修明 ,  左近 正蔵
出願人/特許権者： 住友電工ウインテック株式会社 ,  松下電器産業株式会社
代理人 (2件)： 福井 宏司 ,  小寺 淳一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-344681
公開番号（公開出願番号）：特開2007-149562
出願日： 2005年11月29日
公開日（公表日）： 2007年06月14日
要約：

【課題】良好な絶縁性を有し、機器の長寿命化と、通電時の漏れ電流の低減化を図ることができる絶縁電線およびこれを用いた電気コイルを提供することを目的とする。【解決手段】絶縁電線1は、導体2と、導体2上に形成された絶縁皮膜3とを備えている。そして、絶縁皮膜3は、ポリアミドイミド樹脂により形成され、導体2の外周を被覆する第1の樹脂層4と、ポリアミドイミド樹脂より伸長性の高い樹脂により形成され、第1の樹脂層4の外周を被覆する第2の樹脂層5とを有している。従って、絶縁電線1を屈曲させて捲線すると、絶縁電線1の変形に第2の樹脂層5が追従するため、絶縁皮膜3に亀裂が生じるのを回避できる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

導体と、前記導体上に形成された絶縁皮膜と、を備え、前記絶縁皮膜は、前記導体の外周を被覆する第1の樹脂層と、前記第1の樹脂層の外周を被覆する第2の樹脂層とを有し、前記第1の樹脂層は、ポリアミドイミド樹脂により形成され、前記第2の樹脂層は、前記ポリアミドイミド樹脂より伸長性の高い樹脂により形成されていることを特徴とする絶縁電線。

IPC (2件)：

H01B 7/02 ,  H01B 7/00

FI (2件)：

H01B7/02 A ,  H01B7/00 303

Fターム (3件)：

5G309CA05 ,  5G309LA06 ,  5G309MA03

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 耐熱性樹脂組成物、塗料及びエナメル線
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-185243   出願人：日立化成工業株式会社
• 自己潤滑性絶縁電線
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-018990   出願人：古河電気工業株式会社