特許
J-GLOBAL ID:200903029590259113
置換インダゾール誘導体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-170493
公開番号(公開出願番号):特開平10-072445
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 哺乳動物においてホスホジエステラーゼIV型または腫瘍壊死因子生産を阻害する化合物を提供する。【解決手段】 下記式I〔式中、破線は単結合または二重結合を示し、X1は該破線が単結合を示す場合に-CR2R3であり、または該破線が二重結合を示す場合に-CR3であり、X2は該破線が単結合を示す場合に-CR5R7R8若しくは-C(=NOR11)R12であり、または該破線が二重結合を示す場合に-CR7R8であり、RはH、C1-C6アルキル、-(CH2)m(C3-C7シクロアルキル)などであり、R1はC1-C7アルキル、フェニルなどである〕を有する化合物およびそれらの薬学的に許容しうる塩。更に上記の化合物を含有する薬剤組成物、および哺乳動物においてホスホジエステラーゼIV型または腫瘍壊死因子生産を阻害する方法。
請求項(抜粋):
式【化1】(式中、破線は単結合または二重結合を示し;X1は、該破線が単結合を示す場合に-CR2R3でありまたは該破線が二重結合を示す場合に-CR3であり;X2は、該破線が単結合を示す場合に-CR5R7R8若しくは-C(=NOR11)R12でありまたは該破線が二重結合を示す場合に-CR7R8であり;Rは、H、C1-C6アルキル、-(CH2)m(C3-C7シクロアルキル)、-(CH2)m(C3-C9ヘテロサイクリル)(但し、mは0〜2である)、(C1-C6アルコキシ)C1-C6アルキル、C2-C6アルケニルまたは-(Z1)b(Z2)c(C6-C10アリール)であり、ここにおいて、bおよびcは独立して0または1であり、Z1はC1-C6アルキレンまたはC2-C6アルケニレンであり、そしてZ2はO、S、SO2またはNR5であり、そしてここにおいて、該R基は、場合により、ハロ、ヒドロキシ、C1-C5アルキル、C2-C5アルケニル、C1-C5アルコキシ、C3-C6シクロアルコキシ、トリフルオロメチル、ニトロ、-CO2R5、-C(O)NR5R6、-NR5R6および-SO2NR5R6から成る群より独立して選択される1個または2個の置換基で置換され;R1は、C1-C7アルキル、C2-C3アルケニル、フェニル、C3-C7シクロアルキルまたは(C3-C7シクロアルキル)C1-C2アルキルであり、ここにおいて、該アルキル、アルケニルおよびフェニルのR1基は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチルおよびハロから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換され;R2は、H、ヒドロキシ、ハロまたは-OR9であり;R3はそれぞれ、シアノ、シアノメチル、ベンジルオキシ、R5、-CO2R5、-CO2(CH2)n(C6-C10アリール)、-C(Y)NR5R6、-C(Y)NR5(CH2)n(C6-C10アリール)、-(CH2)n(C6-C10アリール)および-(CH2)n(5〜10員ヘテロアリール)から成る群より独立して選択され、ここにおいて、nは0〜3であり、それぞれのR3基は、場合により、1〜3個のR4基で置換され、そしてそれぞれのR3基は、場合により、1個のR10基で置換され;R4はそれぞれ、ハロ、シアノ、ニトロ、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、-OR5、C3-C7シクロアルコキシ、-NR5R6、-NR5OR6、-S(O)mR5(但し、mは0〜2である)、-CO2R5、-C(O)R5、-SO2NR5R6、-C(O)NR5R6、-CR5R6SO2NR5R6、-CR5R6C(O)NR5R6、-NHSO2R5、-NHSO2NR5R6、-NHC(O)NR5R6、-NHC(O)(C1-C6アルキル)および-NHC(O)O(C1-C6アルキル)から成る群より独立して選択され;R5およびR6はそれぞれ独立して、HまたはC1-C6アルキルであり;R7は、R3、2-オキソビリジル、3-オキソピリジル、4-オキソビリジル、2-オキソピロリル、4-オキソチアゾリル、4-オキソピペリジル、2-オキソキノリル、4-オキソキノリル、1-オキソイソキノリル、4-オキソオキサゾリル、5-オキソピラゾリル、5-オキソイソキサゾリルまたは4-オキソイソキサゾリルであり、ここにおいて、該R7基はそれぞれ、場合により、1〜3個のR4基で置換され;R8は、R5、シアノ、-(CH2)p(C6-C10アリール)または-(CH2)p(5〜10員ヘテロアリール)であり、ここにおいて、pは1〜3であり、そして該R8置換基は、場合により、1〜3個のR4置換基で置換され;R9は、ホルミル、カルバモイル、チオカルバモイル、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、(C1-C4アルコキシ)C1-C4アルキルまたはC1-C6アルカノイルであり、該R9基のアルキル残基は、場合により、ハロ、ヒドロキシおよびC1-C4アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換され;R10は、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2-シクロブテン-1-イル、2-シクロペンテン-1-イル、3-シクロペンテン-1-イル、2,4-シクロペンタジエン-1-イル、3.5-シクロヘキサジエン-1-イル、ピロリル、ピロリジニル、ジオキソラニル、イミダゾリル、オキサゾリル、イミダゾリジニル、ピラゾリル、ピラゾリジニル、ピラニル、ピペリジニル、1,4-ジオキサニル、モルホリニル、1,4-ジチアニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、1,3,5-トリチアニル、オキサジニル、イソキサジニル、オキサチアジニルまたはオキサジアジニルであり、ここにおいて、該R10置換基は、場合により、1個または2個のC1-C2アルキルで置換され;R11は、H、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、-C(Y)NR5R6、-C(Y)NH(C6-C10アリール)、-C(Y)(C1-C6アルコキシ)、-C(Y)(C6-C10アリールオキシ)または-C(Y)(C1-C6アルキル)であり;R12は、フェニルまたはピリジニルであり、ここにおいて、該R12置換基は、場合により、ハロ、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、C1-C4アルコキシ、-NR5R6および-S(O)mR5(但し、mは0〜2である)から独立して選択され;そしてYはOまたはSである)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
IPC (19件):
C07D231/56
, A61K 31/415 AED
, A61K 31/44 ABA
, A61K 31/44 ABC
, A61K 31/44 ABD
, A61K 31/44 ABG
, A61K 31/44 ABJ
, A61K 31/44 ABN
, A61K 31/44 ACD
, A61K 31/44 ACJ
, A61K 31/44 ACL
, A61K 31/44 ACV
, A61K 31/44 ADA
, A61K 31/44 ADP
, A61K 31/44 ADY
, A61K 31/44 ADZ
, A61K 31/44 AGZ
, C07D401/06 231
, C07D401/14 231
FI (19件):
C07D231/56 A
, A61K 31/415 AED
, A61K 31/44 ABA
, A61K 31/44 ABC
, A61K 31/44 ABD
, A61K 31/44 ABG
, A61K 31/44 ABJ
, A61K 31/44 ABN
, A61K 31/44 ACD
, A61K 31/44 ACJ
, A61K 31/44 ACL
, A61K 31/44 ACV
, A61K 31/44 ADA
, A61K 31/44 ADP
, A61K 31/44 ADY
, A61K 31/44 ADZ
, A61K 31/44 AGZ
, C07D401/06 231
, C07D401/14 231
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