特許
J-GLOBAL ID:200903029601983862

磁性体壁面走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-334462
公開番号(公開出願番号):特開2001-151170
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】 磁性体壁面走行装置に関し、容易に操作でき、且つ、十分な壁面吸着性能及び走行性能を得られるようにする。【解決手段】 磁性体壁面170上を走行する磁性体壁面走行装置において、車体10,車体10を磁性体壁面170に吸着させる磁力式吸着機構50,前輪,後輪をそなえ、磁力式吸着機構50は、ガスチャンバ25を有するシリンダ21,ピストン30,磁性体壁面170に対し離接方向へ移動しうるピストンロッド32aからなるガスシリンダ機構20と、ピストンロッド32aに所定内で揺動可能に装備される従動走行装置55と、従動走行装置55の磁性体壁面170への接地時に磁性体壁面170から所定距離になるよう配設される磁石40とをそなえ、上記の前輪,後輪の磁性体壁面170への接地時に従動走行装置55を磁性体壁面170に所定圧で接地させるようガスチャンバ25の内圧を設定する。
請求項(抜粋):
磁性体壁面上を走行する磁性体壁面走行装置であって、車体と、該車体に装備され該車体を該磁性体壁面に吸着させる磁力式吸着機構と、該車体に装備された前輪及び後輪とをそなえ、該磁力式吸着機構は、該車体に固定され内部にガスチャンバを有するシリンダ,該シリンダ内の該ガスチャンバの上方に装備されたピストン,該ピストンに結合され該シリンダの下方から該磁性体壁面方向へ向けて突出し該磁性体壁面方向に対して離接方向へ移動しうるピストンロッドからなるガスシリンダ機構と、該ガスシリンダ機構の該ピストンロッドの下端部に所定範囲内で揺動可能に装備され該磁性体壁面上を従動走行する従動走行装置と、該従動走行装置の該磁性体壁面への接地時に該磁性体壁面から所定距離だけ離隔した位置となるように該従動走行装置に配設された磁石と、をそなえ、上記の前輪及び後輪の該磁性体壁面への接地時に上記の従動走行装置を所定の接地圧で該磁性体壁面に接地させるように、該ガスチャンバ内のガス圧が設定されていることを特徴とする、磁性体壁面走行装置。

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