特許
J-GLOBAL ID:200903029610688288

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091412
公開番号(公開出願番号):特開平7-298667
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 モータの回転速度を一定に保つモータ制御装置において、外乱トルクによる回転速度変動を大幅に低減するモータ制御装置を提供する。【構成】 従来の速度制御ループは、モータ100、速度検出器105、比較器130、制御器140、駆動器150で構成されるが、これに外乱推定器1、補正器3で構成される外乱抑圧ループが付加されている。外乱推定器1は、モータ100の回転速度を検出した回転速度検出信号vと、駆動器150に供給される駆動信号Dとから、外乱トルクτdを推定し、フィルタ13およびフィルタ2で高域周波数成分を遮断して、外乱推定信号dを出力する。外乱推定信号dは、補正器3において駆動信号Dに対応した値に換算された後、制御信号cに加算されて駆動信号Dとなる。駆動信号Dは駆動器150に供給され、駆動電流Iaとしてモータ100に印加される。
請求項(抜粋):
モータと、前記モータの回転速度を検出し回転速度検出信号を出力する速度検出手段と、前記回転速度検出信号と速度指令信号との差に応じた速度誤差信号を出力する比較手段と、前記速度誤差信号に応じた制御信号を出力する制御手段と、駆動信号に応じた電力を前記モータに供給する駆動手段と、前記回転速度検出信号と前記駆動信号から前記モータに印加される外乱トルクを推定し、伝達関数に1次進み要素を含む2次の高域遮断フィルタを介して外乱推定信号を出力する外乱推定手段と、前記外乱推定信号により前記制御信号を補正し前記駆動信号を出力する補正手段より構成されたことを特徴とするモータ制御装置。

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