特許
J-GLOBAL ID:200903029621134136

ロボットの走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072281
公開番号(公開出願番号):特開平6-278058
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】[目的]走行装置のレールの設置面の精度を確保する労力を削減し、コストの低減を図ることを目的とする。[構成]取付プレート30は、支柱18の回転連結部19によって走行装置が走行する方向と平行な軸線回りに回動可能に接続されるとともに、弾性板22によって走行装置が走行する方向と直交する軸線回りに変位可能に接続されるので、2本のレール25,26の間に誤差が生じていても、案内部材35,36は、2本のレール25,26に沿ってそれぞれ摺動する。このため、走行装置は2本のレール25,26に生じた誤差に合わせて取付プレート30を傾斜させる。この傾斜は、走行装置の移動軌跡上で同じように再現されるため、この移動軌跡上でロボットの動作を教示しておけばロボットの作業に影響を与えることはない。従って、レール25,26の設置面の精度を確保はあまり要求されない。
請求項(抜粋):
ロボットを載置する取付プレートを備え、駆動装置によって2本のレール上を走行し、前記ロボットに所定の動作を行わせるロボットの走行装置において、前記2本のレール上を摺動する案内部材と、前記2本のレールの一方を摺動する前記案内部材上に設置された支柱と、前記支柱と前記取付プレートを走行装置が走行する方向と平行な軸線回りに回動可能に連結する回転連結部と、前記2本のレールの他方を摺動する前記案内部材上に設置されるとともに前記取付プレートを支持し、走行装置が走行する方向と直交する方向に変位可能な変形部材とを備えたことを特徴とするロボットの走行装置。

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