特許
J-GLOBAL ID:200903029630714145

二酸化窒素と一酸化窒素を含有する排ガス用脱硝装置の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293606
公開番号(公開出願番号):特開平7-136465
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 NO2を含有する排ガスにNH3を注入し、脱硝触媒により接触還元するに際し、硝酸アンモニウムを発生することなく、脱硝装置の起動、停止する温度をできるだけ低くする脱硝装置の使用方法を提供する。【構成】 NO2とNOを含有する排ガス2を、NH3注入装置5と脱硝触媒6を備えた脱硝装置に導入し、排ガス中にNH3を注入して脱硝触媒により接触還元するに際し、排ガス中の窒素酸化物に占めるNO2の比率を求め、この比率より求めた理論脱硝率が得られる排ガス温度を脱硝触媒の温度特性カーブからもとめ、この温度に基づきNH3の注入を開始、停止する排ガス温度を設定する。【効果】 硝酸アンモニウムを発生させることなく、脱硝装置の運転可能温度を下げることができるので、HRSG等から排出される総NOx量を顕著に下げることができる。
請求項(抜粋):
二酸化窒素と一酸化窒素を含有する排ガスを、アンモニア注入装置と脱硝触媒を備えた脱硝装置に導入し、排ガス中にアンモニアを注入して脱硝触媒により窒素酸化物を接触還元する脱硝装置の使用方法において、前記排ガス中の窒素酸化物中に占める二酸化窒素の比率を求め、この比率より求めた理論脱硝率が得られる排ガス温度を前記脱硝触媒の温度特性カーブより求め、この温度に基づき前記アンモニア注入装置のアンモニア注入開始、または停止する排ガス温度を設定することを特徴とする二酸化窒素と一酸化窒素を含有する排ガス用脱硝装置の使用方法。
IPC (5件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB
FI (4件):
B01D 53/36 101 Z ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-102821

前のページに戻る