特許
J-GLOBAL ID:200903029631293615

ガラス溶融炉及び溶融ガラスの加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386872
公開番号(公開出願番号):特開2003-192354
出願日: 2001年12月20日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】 ガラス化反応後の高温状態の溶融ガラスにおける気泡発生を防止することで、溶融ガラスを確実に均質なガラス製品にできるガラス溶融炉及び加熱方法を提供する。【解決手段】 本発明のガラス溶融炉及び加熱方法は、溶融槽22、スロート23、作業槽24、フィーダーを25有するガラス溶融炉において、溶融ガラスb中で膜状耐熱性導電材料からなる電極10及び電極への電力供給手段を有する逆流防止手段が、溶融槽22、スロート23、作業槽24、フィーダー25のうち少なくとも1カ所に備えられ、ガラス溶融炉の炉側壁、炉床、炉天井の何れかに内張されている膜状耐熱性導電材料からなる電極10に選択的に通電することにより溶融炉内にて発生する低温領域から高温領域への溶融ガラスの逆流現象を防止することで気泡の発生を防止することを特徴としている。
請求項(抜粋):
高温の溶融ガラスが所定時間滞留する溶融槽と、該溶融槽に連結され溶融ガラスが通過するスロートと、該スロートに連結され前記溶融ガラスが供給されて所定温度に低下した溶融ガラスを所定時間滞留させることにより溶融ガラスを清澄する作業槽と、該作業槽に連結され成形部に清澄された前記溶融ガラスから所定温度に低下した溶融ガラスを供給するフィーダーとを有するガラス溶融炉において、前記溶融ガラス中に浸漬された膜状耐熱性導電材料からなる電極及び該電極に通電する電力供給手段を有してガラス溶融炉の溶融ガラス中に生じる低温領域から高温領域への溶融ガラスの流動を防止する逆流防止手段を備えていることを特徴とするガラス溶融炉。
IPC (2件):
C03B 5/183 ,  C03B 5/225
FI (2件):
C03B 5/183 ,  C03B 5/225

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