特許
J-GLOBAL ID:200903029638020274

重合用触媒及び重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326666
公開番号(公開出願番号):特開平9-165411
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 得られる重合体中の残留金属が低減し、重合体製造プロセスの簡略化や製造コストの低減を図ることのでき、且つ、高分子量体の重合体が得られる高活性な重合用触媒を開発することである。。【解決手段】 (a)特定の遷移金属化合物,(b)(イ)該(a)成分の遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物、又は(ロ)特定の酸素含有化合物、及び(c)アルキル化剤を含有する重合用触媒、並びに該重合用触媒を用いた重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
(a)一分子中に、下記一般式(1)M-X1 ・・・(1)〔式中、Mは周期律表3〜6族又はランタノイド系列の金属元素、X1 は周期律表15族の元素を表す。〕で表される結合を少なくとも一つ含み、且つ、下記一般式(2)M-Y1 ・・・(2)〔式中、Mは周期律表3〜6族又はランタノイド系列の金属元素、Y1 は周期律表17族の元素を表す。〕で表される結合を含まない遷移金属化合物、(b)(イ)該(a)成分の遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物、又は、(ロ)一般式(3)【化1】〔式中、R11〜R15はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、Y2 〜Y4 はそれぞれ周期律表13族元素を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、f及びgはそれぞれ0〜50の数を示すが、f+gは1以上である。〕及び/又は一般式(4)【化2】〔式中、R16及びR17はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、Y5 及びY6 はそれぞれ周期律表13族元素を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、h及びiはそれぞれ0〜50の数を示すが、h+iは1以上である。〕で表される酸素含有化合物、および(c)アルキル化剤を含有することを特徴とする重合用触媒。
IPC (3件):
C08F 4/642 MFH ,  C08F 4/65 MFG ,  C08F 12/00
FI (3件):
C08F 4/642 MFH ,  C08F 4/65 MFG ,  C08F 12/00

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