特許
J-GLOBAL ID:200903029642074320

多重伝送システムの動作状態遷移方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219769
公開番号(公開出願番号):特開平7-074763
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 多重伝送システム全体で消費電力を抑えるように、動作モードを遷移制御する。【構成】 多重伝送システムにおいて、データの送受信がない場合、多重ノード20が、他の全ての多重ノードにスリープインするための制御信号を送出し、各多重ノード10,20,30は、これに基づきスリープインし、多重ノード20のCPU25は、システムの消費電流を抑えるために、遷移回路24を制御して多重バス2の電位を下げる。また、ウェイクアップさせる場合、多重ノード10のCPU14が、指示回路13を制御して多重バス1の電位を上げ、各多重ノード20,30は、検出回路23,33によって多重バス1の電位上昇を検出してウェイクアップ状態に遷移する。さらにCPU14は、多重バス1の電位を元の状態に上昇させる。
請求項(抜粋):
省電力動作状態と通常動作状態の動作モードを有する複数の多重ノードを、少なくとも2線の多重伝送線を介して相互に接続させ、該多重ノード間でデータ伝送を行うとともに、各多重ノードは所定の遷移条件に基づき、前記いずれかの動作モードに遷移する多重伝送システムの動作状態遷移方法において、前記データの送受信を行っていない場合には、前記各多重ノードは省電力動作状態に遷移するとともに、該多重ノードのうちの第1の多重ノードは前記多重伝送線のうちの少なくとも1つの第1の多重伝送線の電位を下げ、前記データの送受信を行う場合には、当該送受信を行う第2の多重ノードは前記多重伝送線のうちの少なくとも1つの第2の多重伝送線の電位を上げ、前記各多重ノードは当該第2の多重伝送線の電位を検出し、該電位に応じて動作モードを通常動作状態に遷移することを特徴とする多重伝送システムの動作状態遷移方法。

前のページに戻る