特許
J-GLOBAL ID:200903029649603875

負荷平衡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230188
公開番号(公開出願番号):特開平5-070096
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 昇降機構に吊られた負荷の重量を昇降機構の揺れによる重量検出センサからの信号の振動があった場合でもより正確に早く演算し、記憶させることで操作性の良い、安全性の高い負荷平衡装置を提供する。【構成】 作業者の操作による指令器からの信号がある一定範囲内になった時(作業者の操作が無くなった時)から昇降機構に吊られた負荷の重量を検出する荷重検出器の信号を荷重演算部にて微分し、この微分質信号の値がゼロになる時点と次に再び値がゼロとなる時点の中間の時点の荷重検出器からの荷重検出信号を1カ所以上加算し平均をとり、この平均値を負荷の重量Wとして重量記憶部に記憶させる。作業者が負荷に力Fを加えると荷重検出器により荷重(W+F)が検出され、演算部で荷重(W+F)と重量Wとの差が演算され力Fが求められる。この値を昇降機構の駆動指令とすることで昇降機構は操作力Fに対応した速度で昇降動作を行なう。
請求項(抜粋):
荷を昇降する機構と、この荷の昇降機構を駆動する駆動手段と、昇降機構の昇降速度を検出する手段と、荷の重量を検出する手段と、検出された荷の重量を記憶する手段と、作業者が昇降機構の速度を指令する手段と、記憶された荷の重量と検出された荷の重量の差を演算する演算手段と、それぞれの信号を演算し前記昇降機構を駆動する手段に対して指令を与える演算手段を持った負荷昇降装置において、前記荷の重量の記憶値として、荷の重量の検出手段からの信号を微分し、微分された信号のゼロ点から次のゼロ点の中間の時点の重量検出値を1カ所以上加算し平均するような演算部を持ち、この平均値を荷の重量の記憶値とする荷重記憶方法で動作することを特徴とする負荷平衡装置。
IPC (2件):
B66F 19/00 ,  B66C 13/23

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