特許
J-GLOBAL ID:200903029654847928

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266978
公開番号(公開出願番号):特開平11-107947
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 ガスインジェクション遮断状態での低負荷運転時の性能を確保しながら、低いインジェクション圧にて高負荷運転となる暖房運転時等に高いガスインジェクション性能と大きな能力制御幅が得られるようにすることを目的とする。【解決手段】 固定スクロール11と速度可変な旋回スクロール12との間に一対の圧縮室13A、13Bを形成する羽根11a、12aの、前記一対の圧縮室13A、13B双方が規定の圧縮比を満足する渦巻き長さ位置C1、D1から巻きおわり端C2、D2まで、一対の圧縮室13A、13Bを所定の隙間Sをもって吸込口14側に開放し密閉されないようにするオフセット面11b、12bを設け、一対の圧縮室13A、13Bの密閉されない領域に順次に通じる位置にインジェクションポート51を設けて、適時にガスインジェクションを行うことにより、上記の目的を達成する。
請求項(抜粋):
固定スクロールと円軌道運動される旋回スクロールとの間に形成する圧縮室にインジェクションポートを通じてガスインジェクションを行うようにしたスクロール圧縮機において、固定スクロールと速度可変な旋回スクロールとの間に一対の圧縮室を形成する羽根の、所定の低速運転にて前記一対の圧縮室が規定の圧縮比を満足する渦巻き長さ位置から巻きおわり端まで、それぞれの圧縮室を所定の隙間をもって吸込口側に開放し密閉されないようにするオフセット面を設け、前記一対の圧縮室の密閉されない領域に順次に通じる位置にインジェクションポートを設けるとともに、ガスインジェクションを適時に遮断し、また遮断を解除する制御手段を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/04
FI (2件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 29/04 M

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