特許
J-GLOBAL ID:200903029664124789

回転クラツチの遠心油圧キヤンセル機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360391
公開番号(公開出願番号):特開平5-044737
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 キャンセル室の実質的な有効半径を内周側に拡大して、クラッチの係合・解放に対する遠心油圧の影響を確実に解消する。【構成】 油圧室12にピストン11を挟んで対向するキャンセル室18を設け、さらにそのキャンセル室18の内周側に、充分な量のオイルを収容できる補助油室20を設け、この補助油室20とキャンセル室18とを連通孔28で連通する。
請求項(抜粋):
第1円筒体の内周面と第1円筒体に対して同心状に配置されかつ第1円筒体より小径の第2円筒体の外周面とに、相互に摩擦圧接されてトルク伝達する摩擦板が取付けられ、これらの摩擦板を摩擦圧接させるピストンが摩擦板に対して前後動するよう配置されるとともに、そのピストンに対し摩擦板とは反対側に油圧室が形成され、かつピストンを挟んで前記油圧室とは反対側に油圧を給排可能なキャンセル室が形成された回転クラッチの遠心油圧キャンセル機構において、キャンセル室にオイルを供給する油路がキャンセル室の内周部に開口して形成されるとともに、キャンセル室よりも回転中心側に位置し前記油路の内容積よりも大容積でかつ前記油路によってキャンセル室に連通された補助油室が設けられていることを特徴とする回転クラッチの遠心油圧キャンセル機構。
IPC (2件):
F16D 25/14 ,  F16D 25/0638

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