特許
J-GLOBAL ID:200903029669944016

角速度センサの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325018
公開番号(公開出願番号):特開平7-181042
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 角速度検出中に角速度センサの故障診断を行う。【構成】 角速度検出用圧電素子16,18を有するセンサ本体1と、駆動制御回路部2と、チャージアンプ31およびバンドパスフィルタ32を有する検出回路部3と、差動アンプ41、整流器42、平滑回路43、比較器44および基準電圧器45を有する故障診断回路部4とを備える角速度センサの故障診断回路に適用され、差動アンプ41にはチャージアンプ31とバンドパスフィルタ32の各出力が入力され、それらの差分が基準電圧器45に設定された値よりも大きい場合には、角速度センサに故障が起こったと判断する。これにより、角速度センサによる角速度検出中にその故障診断が行えるため、故障を即座に検出できる。
請求項(抜粋):
駆動信号によって振動する振動子と、この振動子の振動を第1の電圧信号に変換する第1の電圧変換手段と、前記第1の電圧信号のうち前記振動子の共振周波数と等しい周波数成分のみを抽出する第1の濾過手段と、前記振動子の最大振動振幅と振動周波数が変化しないように、前記第1の濾過手段で抽出された信号に基づいて前記駆動信号を制御する駆動制御手段と、前記振動子に発生した角速度に応じた電荷信号を出力する角速度検出手段と、前記電荷信号を第2の電圧信号に変換する第2の電圧変換手段と、前記第2の電圧信号のうち前記振動子の共振周波数と等しい周波数成分のみを抽出する第2の濾過手段とを備える角速度センサの故障診断装置において、前記第1の電圧信号と前記第1の濾過手段の出力との差分、および、前記第2の電圧信号と前記第2の濾過手段の出力との差分のうちいずれか一方に応じた差分信号を出力する差分出力手段と、前記差分信号に基づいて角速度センサが故障か否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする角速度センサの故障診断装置。
IPC (4件):
G01C 19/56 ,  G01C 25/00 ,  G01P 9/04 ,  G01P 21/00

前のページに戻る