特許
J-GLOBAL ID:200903029672710450

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019181
公開番号(公開出願番号):特開平6-205777
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 超音波診断装置において、表示画像の輪郭強調をするエンハンス処理にて画像の表示深度方向の各表示領域で最適なエンハンス処理を行う。【構成】 画像処理部5内で画像の輪郭強調をするエンハンス回路11に対して送出する複数組のエンハンス係数を記憶しておく係数メモリ13を設け、この係数メモリ13から所望のエンハンス係数を選択するアドレスカウンタ14を設けると共に、このアドレスカウンタ14に対し表示深度方向で表示領域を分割するためのクロックを発生させる領域分割回路15を設け、画像の表示深度方向に対応させて上記エンハンス係数を変化させるようにしたものである。これにより、画像の表示深度方向の各表示領域で最適なエンハンス処理を行い、鮮明な超音波断層像が得られる。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超音波を送信させると共に受信した反射エコー信号を増幅する超音波送受信部と、この超音波送受信部からの受信信号を入力してビーム集束するフォーカス回路と、このフォーカス回路からの出力信号について信号圧縮と包絡線検波を行う検波回路と、この検波回路からの出力信号をディジタル化すると共にこの画像データを記憶手段に書き込み及び読み出し且つその画像の輪郭強調をしさらに画像表示のために座標変換する画像処理部と、この画像処理部からの画像データを表示する画像表示装置とを有して成る超音波診断装置において、上記画像処理部内で画像の輪郭強調をするエンハンス処理手段に対して送出する複数組のエンハンス係数を記憶しておく係数メモリを設け、この係数メモリから所望のエンハンス係数を選択するアドレスカウンタを設けると共に、このアドレスカウンタに対し表示深度方向で表示領域を分割するためのクロックを発生させる領域分割手段を設け、画像の表示深度方向に対応させて上記エンハンス係数を変化させるようにしたことを特徴とする超音波診断装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-003844
  • 特開昭63-003844

前のページに戻る