特許
J-GLOBAL ID:200903029678598937
車両用ステアリング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310595
公開番号(公開出願番号):特開平5-139326
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】この発明は、中低速域および高速域に対応し、かつ走行状況に関わらず、常に最適なスタビリティファクタを維持することを最も主要な特徴とする。【構成】ト-ション部材20の回転方向を規制する位置を変えることでコンプライアンスを変化させる構造を設け、ステアリング特性を設定する手段を設け、車速を検出するセンサ35を設け、この車速にしたがい目標スタビリテイファクタを求める回路部を設け、前後輪の等価コ-ナリングパワ-を検出する回路部を設け、この等価コ-ナリングパワ-により目標スタビリティファクタを満たす前輪のコ-ナリングパワ-を求める回路部を設け、このコ-ナリングパワ-に対応したコンプライアンスを求める回路部を設け、このコンプライアンスにしたがって上記規制位置を変える回路部を設けることにより、中低速域と高速域との双方に合った特性を得、目標スタビリティファクタを走行状況に応じて補正するようにした。
請求項(抜粋):
車両の前輪につながるステアリングギヤと、ハンドルの変位を前記ステアリングギヤに伝えるための、軸方向に分割されたステアリングシャフトと、この分割された一方のステアリングシャフト部分の軸端に設けられ、前記分割された他方のステアリングシャフト部分の軸端に向って延びる、ねじる方向に変位可能なト-ション部材と、前記分割された他方のステアリングシャフト部分の端部に連結されて前記ト-ション部材の周囲に、当該ト-ション部材の延出方向に沿って移動可能に設けられた移動子と、前記ト-ション部材の外周部にこのト-ション部材の延出方向に沿って設けられた第1の係合部と、前記移動子に設けられ、前記第1の係合部を、前記ト-ション部材の延出方向を軸心とした回転方向に対しては規制し、かつト-ション部材の延出方向に対しては移動自在となるように係合する第2の係合部と、前記移動子を前記ト-ション部材の延出方向に沿って移動させるための移動機構と、車両に所定のステアリング特性を設定する設定手段と、車両の走行速度を検出する手段と、この検出した走行速度にしたがって、前記設定したステアリング特性に応じた車両の目標スタビリティファクタを求める手段と、車両の前輪,後輪の等価コ-ナリングパワ-を検出する手段と、この検出した等価コ-ナリングパワ-にしたがって前記目標スタビリティファクタを満たす前輪のコ-ナリングパワ-を求める手段と、このコ-ナリングパワ-に対応した前記ト-ション部材のコンプライアンスを求める手段と、このコンプライアンスを満たす前記ト-ション部材の部位へ前記第2の係合部が到達するように前記移動機構を作動させる手段とを具備したことを特徴とする車両用ステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 6/00
, B62D 1/16
, B62D101:00
, B62D131:00
, B62D137:00
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