特許
J-GLOBAL ID:200903029690737888
電磁ニードルバルブ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309619
公開番号(公開出願番号):特開平6-137453
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 開閉作動の応答性および低温時における作動安定性を向上させた電磁ニードルバルブを提供する。【構成】 電磁ニードルバルブ10は、ボディ11の内部に、長手方向下端側に延びるニードルスプール13を備え、そのニードルスプール13の上端部を一体的に保持するプランジャ14を上下方向に摺動自在に備えている。そして、ソレノイドコイル12の励磁・非励磁によりプランジャ14を上下動させることによって油路21,22を開閉する。プランジャ14が下動するとそのプランジャ14とボティ11の上部に形成された当接面17間には二次空間S2が形成され、その二次空間S2は、プランジャ14の下方に形成される一次空間S1に連通している。さらに、ソレノイドコイル12の非励磁時にプランジャ14が当接する当接面17には、一次空間S1に連通する凹部17aが形成されいる。
請求項(抜粋):
円筒状に形成されたボディの外周面上にソレノイドコイルが取り付けられ、前記ボディの内周面に囲まれた内周空間には、前記ボディの長手方向先端側に延びるよう配置されたニードルスプールの基端部を一体に保持するプランジャが前記内周面に対して前記長手方向に摺動自在に嵌入されており、前記ソレノイドコイルが非励磁状態のときに、前記プランジャが付勢手段の付勢力により前記ボディの基端部に形成された当接面に当接する一方、前記ソレノイドコイルが励磁状態のときに、その励磁力により前記プランジャが前記付勢手段の付勢力に抗して前記長手方向先端側に移動することによって、前記ニードルスプールが前記ボディの先端側に形成された油路を開閉するようにした電磁ニードルバルブにおいて、前記ボディの前記内周空間における前記プランジャよりも前記長手方向先端側に形成される一次空間は前記油路に連通しており、前記プランジャの側面には、このプランジャが前記長手方向先端側に移動したときにそのプランジャと前記当接面間に形成される二次空間を前記一次空間に連通させる連通路が形成されており、前記当接面には、前記プランジャが前記当接面に当接したときに、前記連通路に連通する凹部が形成されていることを特徴とする電磁ニードルバルブ。
IPC (2件):
F16K 31/06 305
, F16K 31/06 340
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