特許
J-GLOBAL ID:200903029694908296

発熱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216543
公開番号(公開出願番号):特開平11-056896
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 発熱体において、袋体内部の化学発熱剤が偏在することなく、最適な触感及び柔軟性が得られるとともに、保温性能がよく均一な温度特性を得る。【解決手段】 発熱性シート1aは鉄粉等の化学発熱剤2aと発熱反応を調整する発熱助剤2bとを有する発熱層2とこの発熱層2の表面に積層されるとともに前記発熱層に電解質溶液を供給する第1の繊維層3とこの第1の繊維層3の表面に積層される第2の繊維層4とで構成される。この場合、第1の繊維層3は坪量100g/1平方メートルのときの前記電解質溶液の保持力が600〜5000g/1平方メートルの範囲となる特性を有しているため、発熱層2が必要とする電解質溶液の供給を最適に行うことができる。このため、該発熱性シート1aを通気性フィルム5と非通気性フィルム6とで形成して袋体8に収納して発熱体1を構成した場合には、使い捨てカイロとして使用するのに好適な発熱性能及び保温性能が得られるとともに触感及び柔軟性もあり、また袋体8内での化学発熱剤の偏在もなくすことが可能となる。
請求項(抜粋):
酸化反応を利用して発熱する化学発熱剤と発熱反応を調整する発熱助剤とを有する発熱層と、該発熱層の少なくとも一方の面に積層される第1の繊維層と、該第1の繊維層を介して前記発熱層に供給される電解質溶液とを備えた発熱体であって、前記第1の繊維層は、坪量100g/1平方メートルのときの前記電解質溶液の保持力が600〜5000g/1平方メートルの範囲となるように構成したことを特徴とする発熱体。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公平4-059904
  • 特開平3-152894
  • シート状発熱体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-275825   出願人:日本パイオニクス株式会社
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