特許
J-GLOBAL ID:200903029703264593

車両用窓の製造方法、窓組立体、ウインドウモールディングおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325572
公開番号(公開出願番号):特開平10-166854
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 窓板の面方向の位置決めを行う係合部材を用いなくても、窓組立体を下方向への移動を抑制または防止し、車体パネルの窓開口部の所定位置に位置決めして、接着剤で固着することができる車両用窓の製造方法を得る。【解決手段】 アッパー部3u、サイド部3sおよびロア部3lを通して、所定の断面形状となるように連続して形成された本体部11と本体部11からその長手方向に沿って、車体パネル5の側部フランジ5aに弾性接触するように一体的に伸び、かつアッパー部3uよりもロア部3lの方が大きい弾発力を有する弾発部材12とを有するウインドウモールディング3を、窓板2の外周縁に取付けた窓組立体4を車体パネルの開口部6を遮蔽するように組付け、弾発部材12の弾発力の差により、窓組立体4が自重により下方向に移動するのを抑制した状態で、窓組立体4と車体パネル5間に介在させた接着剤7を硬化させて固着し、車両用窓1を製造する。
請求項(抜粋):
窓板の外周縁にウインドウモールディングを取付けた窓組立体を、車体パネルの窓開口部を遮蔽するよう非水平に組付け、硬化したときにゴム状弾性を呈する液状の接着剤で固着する車両用窓の製造方法において、アッパー部、両サイド部およびロア部を通して樹脂により所定の断面形状となるように連続して一体的に形成された細長い長尺体からなり、かつ窓板の外周縁に係合する本体部と、この本体部からその長手方向に沿って、車体パネルの側部フランジに弾性接触するように一体的に伸び、かつ窓板をその面中心側に向けて押圧する力がアッパー部よりもロア部の方が大きい弾発力を有するように形成されたエラストマー材料からなる弾発部材とを有するウインドウモールディングを窓板の外周縁に連続させて取付けた窓組立体を、車体パネルの開口部を遮蔽するように組付け、弾発部材の弾発力の差により、窓組立体が自重により下方向に移動するのを抑制した状態で、窓組立体と車体パネル間に介在させた接着剤を硬化させて固着することを特徴とする車両用窓の製造方法。
IPC (2件):
B60J 1/00 ,  B60J 1/02 111
FI (2件):
B60J 1/00 Z ,  B60J 1/02 111 N
引用特許:
審査官引用 (1件)

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