特許
J-GLOBAL ID:200903029717681979

気体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-365901
公開番号(公開出願番号):特開2003-166486
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 ベーン跳ね現象を防止した起動性のよい気体圧縮機を提供する。【解決手段】 圧縮室18側への冷媒の吸気により低圧室8内の圧力Pfhが低下しベーン背圧Pvと略等しくなるか、あるいはベーン背圧Pvよりも低圧室8内の圧力の方が低くなるまで、逆止弁50は閉の状態に設定される構造とし、これにより、一般にベーン背圧Pvよりも低圧室8の圧力の方が高い気体圧縮機の起動時において、低圧室8内の圧力Pfhがベーン背圧Pvまたはそれ以下に低下することで、起動時からロータ12が低速で回転する低速運転の場合であっても、ロータ12の回転による遠心力のみで十分にベーンが飛び出るようになるものとする。
請求項(抜粋):
エアコンシステムの低圧側から吸入ポートの逆止弁を介して冷媒が導入される低圧室と、上記低圧室に導入された冷媒を吸気し圧縮する圧縮機構部とを備え、上記圧縮機構部は、内周楕円状のシリンダと、上記シリンダの内側に回転可能に横架されたロータと、上記ロータの外周面に形成されたベーン溝と、上記ベーン溝内に摺動可能に設置されたベーンと、上記ベーンの底部にベーン背圧を供給するベーン背圧空間とを有し、上記シリンダの内周面と上記ロータの外周面との間に、上記複数のベーンにより仕切られてなる圧縮室が形成され、上記ロータの回転に伴う上記ベーンの移動により上記圧縮室の容積が増加する際に、上記シリンダの内側に連通する吸入口を介して上記低圧室から上記圧縮室側へ冷媒が吸気され、上記圧縮室側への冷媒の吸気により上記低圧室内の圧力が低下し、ベーン背圧よりも低圧室内の圧力の方が低くなるまで、上記逆止弁は閉の状態に設定されることを特徴とする気体圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/344 341 ,  F04C 18/344 351 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/10 321
FI (4件):
F04C 18/344 341 ,  F04C 18/344 351 P ,  F04C 29/00 J ,  F04C 29/10 321 C
Fターム (19件):
3H029AA05 ,  3H029AA17 ,  3H029AB03 ,  3H029BB07 ,  3H029BB41 ,  3H029BB54 ,  3H029CC06 ,  3H029CC09 ,  3H029CC14 ,  3H029CC24 ,  3H029CC53 ,  3H040AA07 ,  3H040AA09 ,  3H040BB05 ,  3H040BB11 ,  3H040CC09 ,  3H040CC22 ,  3H040DD22 ,  3H040DD27
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-294688
  • 特開昭61-294183
  • 可変容量型コンプレッサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-001820   出願人:セイコー精機株式会社
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-294688
  • 特開平3-294688
  • 特開昭61-294183
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