特許
J-GLOBAL ID:200903029719938896
便器用洗浄水タンク装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358655
公開番号(公開出願番号):特開平10-183719
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 便器用洗浄水タンク装置10は、大用洗浄及び小用洗浄を、下部弁体32及び上部弁体34を重ねた2つの弁で行なうとともに、その構成をコンパクトにする。【解決手段】 便器用洗浄水タンク装置10は、タンク底部22の排水口20aを開閉する弁装置30を備えている。弁装置30は、同じ軸体35により回動自在に支持された下部弁体32及び上部弁体34を備えており、これらは開弁操作器具40により開かれる。下部弁体32は、断面三角形でありその内部に浮力室32dを備えており、水位が該下部弁体32に達したときに閉じる。また、上部弁体34は、水位が浮子37に達したときに閉じる。
請求項(抜粋):
洗浄水の排水量を第1水量と第2水量とに設定可能である便器用洗浄水タンク装置において、タンク本体と、このタンク本体のタンク底部に形成され、その上部周縁部に下部開口シート部を有する排水口と、上記下部開口シート部に着座する下部着座部を有する下部弁本体と、上記下部着座部が上記下部開口シート部に着座することで下部弁本体が上記排水口を開閉するように上記下部弁体の一端部で回動可能に支持する軸体と、上記下部弁本体に形成され上記排水口に連通可能である連通孔と、該連通孔の上部周縁部に設けられた上部開口シート部とを有する下部弁体と、上記上部開口シート部に着座する上部着座部を有する上部弁本体を有し、上記上部着座部が上記上部開口シート部に着座することで該上部弁本体が上記連通孔を開閉するように上記軸体で回動可能に支持された上部弁体と、上記タンク本体の上部壁面に設けられ、上記下部弁体を開弁させて上記排水口から第1水量で排出するように、または上記上部弁体を単独で開弁させて上記連通孔及び排水口を通じて第2水量で排出するように操作可能である操作手段と、を備え、上記下部開口シート部及び下部着座部は、上記下部弁体の閉弁状態にて、上記軸体を含む第1面上に配置され、上記上部開口シート部及び上部着座部は、上部弁体の閉弁状態にて、上記軸体を含む第2面上に配置されるとともに、該第2面を上記第1面に対して所定角度で傾斜して配置したこと、を特徴とする便器用洗浄水タンク装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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