特許
J-GLOBAL ID:200903029733755907
高強度部品製造方法、高強度部品製造方法に用いられる熱間プレス成形型及び高強度部品製造方法における中間成形品
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉田 研二
, 石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-039077
公開番号(公開出願番号):特開2007-216257
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】熱間プレス技術を用いる高強度部品製造において、熱間プレス工程の後の外形抜きを容易に行なうようにすることである。【解決手段】熱間成形工程において、加熱された鋼板8は、下金型12と上金型14とで挟まれたフランジ部22と、コーナー部24と、ポンチ20の側壁と上金型14の成形穴の内側とで挟まれた立壁部26とを含む形状となる。ダイ10において下金型12と上金型14とで鋼板を挟み込む部分の一部に、ダイ10のその他の部分より熱伝導率が低い材料で構成される断熱部18が設けられる。断熱部18は、加熱された鋼板8を挟み込むとき、ダイ10の他の部分よりも鋼板8の熱を逃がす能力が低く、したがって、その部分の鋼板8の冷却速度を他の部分に比べ緩やかにし、焼入れによる硬度上昇を抑制する機能を有する。この硬度の低い部分が外形抜きの部位として用いられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
加熱された鋼板を成形型によりプレス成形と同時に冷却し、焼入れ成形された中間成形品を得る熱間プレス工程と、
中間成形品を外形抜きして部品形状とする外形抜き工程と、
を含む高強度部品製造方法であって、
熱間プレス工程は、
プレス成形の際に加熱された鋼板を保持し冷却する上下金型の少なくとも一方金型の一部に断熱部を設け、中間成形品の外形抜き用のフランジ部分において、中間成形品の立壁部からの距離が2mm以上の部分で幅が1mm以上50mm以下の部分のビッカース硬度が、焼入れされた他の部分よりも低い値の180以上300以下となるように成形することを特徴とする高強度部品製造方法。
IPC (3件):
B21D 22/20
, B21D 24/00
, C21D 1/18
FI (4件):
B21D22/20 H
, B21D22/20 E
, B21D24/00 M
, C21D1/18 C
引用特許:
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