特許
J-GLOBAL ID:200903029735013703

高負荷伝動用ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340128
公開番号(公開出願番号):特開平6-094082
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 ブロック体が駆動プーリや従動プーリに進入して当接するときに発生するピッチノイズを阻止し、ブロック体を軽量化して無端状バンドに不要な張力を与えずにベルトの寿命を延長させることを目的とする。【構成】 ブロック体2を並列せしめ、そのスロット部9を通じて無端状バンド3を掛架した高負荷伝動用ベルト1において、第1のブロック体2Aとして本体6の両面に下方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面20と、少なくとも1つの重量軽減穴25を形成し、第2のブロック体2Bとして一定厚みとし、少なくとも1つの重量軽減穴25を形成した本体6を設け、第1のブロック体2Aと第2のブロック体2Bの重量を相違させるとともに、これらを交互に配置し、更に第1のブロック体2Aと第2のブロック体2Bとに設けた突起部15、30の位置を相違させる。
請求項(抜粋):
ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形成し、該本体とヘッドとの間にスロット部を設けた複数個のブロック体を間隙を有する状態もしくは互いに密接させた状態で並列せしめ、そのスロット部を通じて無端状バンドを掛架した高負荷伝動用ベルトにおいて、第1のブロック体として本体の両面に下方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面を設け、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線と、左右のプーリ当接面及び底面から画定される領域に少なくとも1つの重量軽減穴を形成し、第2のブロック体としてテーパー面を有しない一定厚みとし、少なくとも1つの重量軽減穴を形成した本体を設け、第1のブロック体と第2のブロック体の重量を相違させるとともに、これらのブロック体を交互に配置し、更に第1のブロック体と第2のブロック体とに設けた突起部の位置を相違させることを特徴とする高負荷伝動用ベルト。

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